2017年9月24日日曜日

【SPYRAL】メタとして『応戦するG』の評価が上昇中!?




応戦おうせんするジー

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1400/守1400
(1):相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚されたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の
昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。

特殊召喚を含む凶悪な「魔法カード」の横行。

環境上位に位置する【SPYRAL】が搭載する凶悪な特殊召喚を含む「魔法カード」である『機械複製術』、『ワン・フォー・ワン』。

これに加えて、展開の際はほぼ確実に発動されるであろう『SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド』の存在から発動機会に恵まれ、かつリソースの全除外は如何に【SPYRAL】と言えども痛手となります。

『SPYRAL GEAR-ドローン』を用いた『SPYRAL-ダンディ』の再利用も叶わず、『SPYRAL-グレース』の墓地効果、『SPYRAL MISSION-救出』、さらには要とも言える『SPYRAL-ジーニアス』のループ、と幅広く刺さるメタカードとして『応戦するG』が注目を浴びています。

「リンク」自体を止めることは叶いませんが、墓地リソースを削り、連続した「リンク」召喚には"待った"をかけることが可能。

加えて、場に維持した状態でターンを跨げばレベル4モンスターとして「シンクロ」「エクシーズ」「リンク」の素材として運用することで無駄がなく、攻めにも守りにも優秀なカードとなっています。

また、これだけにとどまらず、以前より注目されていた効果(3)がこれまで以上に重要な働きを見せるのです。

(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の
昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。

この効果のサーチ先筆頭候補として名乗りをあげるのは、同じく「G」の名を冠する『増殖するG』

相手ターンに妨害として投げた『応戦するG』を自ターンで「リンク」召喚や「シンクロ」召喚に使用すれば、次ターンに向けた妨害手段として『増殖するG』の獲得が成せます。

『増殖するG』は「2017/10/1」より準制限カードとなり、全プレイヤーは強力な先攻展開に対して多大な不安を抱えることとなりますが、目下の癌である【SPYRAL】に対して『応戦するG』が有効とあらば、その不安も僅かばかり解消されるのではないでしょうか。

ピンポイントなメタである『浮幽さくら』がメイン搭載される程の現環境で、有効なメタとして機能していくことが期待されます。



メタ範囲は【SPYRAL】のみならず?


【SPYRAL】1強と称される現環境ですが、実際10割が【SPYRAL】という訳にはいきません。
対抗馬として期待されている【HERO】など、数種類のデッキタイプが混在しているのが現実で、その中でも比較的遭遇率の高い【HERO】に対して効力を発揮する事も『応戦するG』の評価を引き上げる一因となっています。

主な発動タイミングは『E・HERO シャドー・ミスト』を対象とした『マスク・チェンジ』!




『M・HERO ダーク・ロウ』の成立は許しますが、制限カードである『E・HERO シャドー・ミスト』を除外ゾーンへ追いやり、蘇生カードによる再利用を抑え、更にはサーチ効果を不発とします。
この目論見が達成できれば【HERO】側も苦悶の表情を浮かべてくれるはず!

ともあれ、きちんと【SPYRAL】以外のデッキにも打ち所があるという点は評価に値します。
今後はメイン採用の増加も予想され、『応戦するG』を苦手とするデッキタイプを使用する際は注意が必要です。
先攻時のプレイ思案にまた1つ面白味が増えますね。

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