2017年9月25日月曜日

【機界騎士】の配置を自在に操る『紺碧の機界騎士』






紺碧こんぺき機界騎士ジャックナイツ


効果モンスター
星8/光属性/サイキック族/攻2400/守2400
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、
このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。




《エクストリーム・フォース》にて登場する新テーマ機界騎士ジャックナイツに属するモンスター。

テーマ単位でカードの配置に関係した能力を備え、現在判明している全てのモンスターが上級。

共通の召喚条件付きの特殊召喚能力(1)を駆使した戦術が基本となり、どちらかといえば後攻寄りのテーマという印象で、強力な誘発即時効果を備えたモンスターの登場を待ち望んでいますが、現在はそういった類のものは判明しておりません。

(1):同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、
このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。

この度判明した『紺碧の機界騎士』は待ち望む「スペルスピード2」誘発即時効果を備えた【機界騎士】モンスターで、その能力にも期待がかかります。
では実際、【機界騎士】に於いてどういった運用が可能となってゆくのか、思案します。

【機界騎士】の配置を自在に

(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスターを対象とし、他の自分のメインモンスターゾーンへと移動させる能力。



『燈影の機界騎士』



『紅蓮の機界騎士』



『黄華の機界騎士』



この様に、相手のカードと同列に位置する事でその能力の真価を発揮するモンスターが多数存在する事から、自発的に後から配置変更が可能となる点は【機界騎士】に於いては大きな"意味を持つ"と言えます。

『紺碧の機界騎士』+『燈影の機界騎士』と並べておく事で、相手のカードが場を離れるタイミングにピンポイントで『燈影の機界騎士』をそのカードと同列へ移動させる事が可能となり、起動に手間がかかると思われた『燈影の機界騎士』の「ジャックナイツ」展開効果の使用も一気に現実的なものとなってきます。

また、『紅蓮の機界騎士』、『黄華の機界騎士』に関しては、元々相手のカードが存在する列に特殊召喚する効果との噛み合わせが良く、わざわざ配置を変更するまでもないのですが、万が一ターンを跨いで維持することに成功した場合 、配置変更する事でさらなる除去効果成立の機会を得られます。

『紺碧の機界騎士』の判明により【機界騎士】全体の効果利用機会にも幅が出る事が期待されています。




【機界騎士】をサポートする【星遺物】の「魔法・罠」との相性は?


【機界騎士】考察!【星遺物】編


星遺物せいいぶついたかぎ


永続魔法
(1):このカードの発動時、除外されている自分のカードの中から、
「ジャックナイツ」モンスター1体または「星遺物」カード1枚を対象にできる。
その場合、そのカードを手札に加える。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、
そのモンスターと同じ縦列で発動した相手の罠カードの効果は無効化される。




星遺物せいいぶつささや


永続罠
(1):このカードの発動時に、フィールドのレベル6以上のモンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、
そのモンスターと同じ縦列で発動した相手の魔法カードの効果は無効化される。




星遺物せいいぶつねむ深層しんそう


永続罠
(1):このカードの発動時に、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象にできる。
その場合、そのモンスターを特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、
そのモンスターと同じ縦列で発動した相手モンスターの効果は無効化される。



【機界騎士】に関連した各【星遺物】カードは、「ジャックナイツ」モンスターと同列のカードの効果を無効とする能力があり、『紺碧の機界騎士』との相性は非常に良いです。

しかし、上記3種の共通する条件
同じ縦列で発動した
という部分の裁定が気になるところ。

無効にしたい相手のカードの発動にチェーンする形で「ジャックナイツ」モンスターが同列となった場合、同じ縦列で発動したという条件をクリアしているのか、はたまた発動時点ではそこにいないという判断なのか。
裁定次第では『紺碧の機界騎士』のみならず、罠による相手ターンの蘇生によって強力な拘束力を得る事が可能となるのですが…実際に発売するまでは判断しかねます。

※類似効果を持つ【魔弾】は不可の模様。


配置変更能力を備えた『紺碧の機界騎士』の判明により柔軟性も増した【機界騎士】。
面白いテーマである事は間違いありませんが、【SPYRAL】1強の現環境に於いて対抗馬となり得るのでしょうか?…
《エクストリーム・フォース》の続報に期待します。




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