2018年4月12日木曜日

【 #遊戯王 『サイバー・レヴシステム』】『サイバー・ドラゴン・コア』からのサーチに対応し、効果破壊耐性を付与した上で『サイバー・ドラゴン』を呼び出す魔法カード!












サイバー・レヴシステム

通常魔法
(1):自分の手札・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果では破壊されない。


さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。








2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》にて著しい強化が施されるテーマ「サイバー・ドラゴン」のサポートを担う「魔法」カード。


「サイバー」の名を持つ利点としては、「サイバー・ドラゴン」に於ける様々なアクションの成立を助け、自身の名称もフィールド・墓地に存在する限りは『サイバー ・ドラゴン』として扱い、各種サポート、融合・リンク素材の役割まで多様な『サイバー・ドラゴン・コア』からのサーチに対応。


その『サイバー・ドラゴン・コア』からのアプローチも可能な《サイバネティック・ホライゾン》収録の新規「罠」カード『サイバネティック・オーバーフロー』
こちらは基本的に対象を取らない除去を行う妨害が主な役割となるカードではありますが、「サイバー 」の名を冠する「魔法・罠」カードは『サイバネティック・オーバーフロー』自体がカードの効果によってフィールドから墓地へ送られた際に発動可能となる副次的な効果のサーチ範囲に含まれており、『サイバネティック・オーバーフロー』を能動的に破壊する手段を確保出来れば、『サイバー・ドラゴン・コア』から拾った妨害を以て相手ターンを凌ぎ、それに合わせる形で『サイバネティック・オーバーフロー』を墓地へ送り、後続となる『サイバー ・リペア・プラント』や『サイバー・レヴシステム』の獲得まで漕ぎ着ければ、返しの攻勢時にも貢献が望めるようになります。








その際、課題となるのが如何に相手ターン中の発動機会に合わせて『サイバネティック・オーバーフロー』を墓地へ送るかという点です。


これを達成し得る手段自体は多数存在するものの、無理のない成立を実戦に取り入れる形となれば候補は限られてくるでしょう。
中でも汎用的で手軽な手段となるのが、先攻時のリンク展開に於いて使用頻度が極めて高く、容易に成立可能な『水晶機巧-ハリファイバー』から呼び出す「シンクロチューナー」の枠に『TG ワンダー・マジシャン』を採用しておく事でしょう。


これにより、相手ターンのメイン・バトルフェイズ中であれば任意のタイミングで魔法・罠を効果によって破壊出来るようになり、『サイバネティック・オーバーフロー』に除去としての役割に加えて後半のサーチ効果活用まで繋がる動きの円滑な成立も見込めます。







『水晶機巧-ハリファイバー』を用いる展開パターンには「機械族」チューナーである『幻獣機オライオン』を呼び出し、『サモン・ソーサレス』を経由した後にデッキから任意の「機械族」モンスターを特殊召喚可能となる一般的なリンク展開の手法があり、それを以て「サイバー ・ドラゴン」関連のありとあらゆるモンスターへのアプローチ役も兼ねる事で、デッキの循環を促す役割までもが与えられます。



しかし、そちらのプランへ移行した場合は最終的に『水晶機巧-ハリファイバー』を場に維持出来ないため、『サイバネティック・オーバーフロー』を活かしきる役目を果たす事はできません。
局面に応じて展開パターンを分岐させ、最終的に最も都合の良い盤面を形成していきたいところです。


懸念材料としては『サイバネティック・オーバーフロー』を用いる妨害にはフィールド・手札・墓地から『サイバー・ドラゴン』を除外しなければならないので、『サイバー・レヴシステム』から呼び出すモンスターを別途供給する必要があり、少々兼ね合いの悪い部分も見られます。


とはいえ、後攻めの際は高火力で一気に押し切る鬼神の如き滅殺プランが「サイバー・ドラゴン」のアピールポイントであり醍醐味でもある中で、先攻時の立ち回りに於ける選択肢の増加は、構築を進める上で避けては通れない「先攻・後攻」それぞれの立ち回りにおけるバランスの調整に一役買ってくれます。
これはデッキ全体の安定性向上にも直結する事項でしょう。
構築やプランの多様化はそのテーマにとって当然プラスの面が多く、今後の発展を確実に後押ししてくれます。







蘇生のみならず手札からも『サイバー・ドラゴン』を呼び出す『サイバー・レヴシステム』


此度登場する新たな「サイバー」の名を持つ「魔法」カード『サイバー・レヴシステム』は、墓地から『サイバー・ドラゴン』を蘇生させるのは勿論、その効果の範囲は手札にまで及び、そこから特殊召喚する『サイバー・ドラゴン』を選定出来るため、本来相手の場に依存した上で自分のモンスターゾーンが空いている状況下でのみ条件が満たされ、自身の特殊召喚が成立する本家本元の『サイバー・ドラゴン』を展開途中、即ち自分のフィールド上にモンスターが存在する状況下であっても場に送り出す事ができます、


また、自身が墓地へ送られた際に『サイバー・ドラゴン』をサーチ・サルベージ可能な『サイバー・ドラゴン・ヘルツ』。こちらがサーチに関しては本家の『サイバー・ドラゴン』に限られるため、墓地の状況が芳しくない状態で『サイバー・ドラゴン』をサーチしてきた際に、それの即有効化が図れる点はそう悪いものでもありません。


一方で、墓地から蘇生させる際には当然カード名を『サイバー・ドラゴン』として扱うモンスター全体が効果範囲となり、『サイバー・レヴシステム』を引っ張る『サイバー・ドラゴン・コア』をはじめ、先程挙げた『サイバー・ドラゴン・ヘルツ』の場合には特殊召喚時に自身のレベルを変動させる能力を以て『サイバー・ドラゴン・ノヴァ』の成立、そこから「サイバー・ドラゴン」の中軸となる『サイバー・ドラゴン・インフィニティ』の成立へと繋がります。


《サイバネティック・ホライゾン》収録の「サイバー・ドラゴン」リンクモンスター『サイバー・ドラゴン・ズィーガー』もフィールド・墓地に存在する限りは自身を『サイバー・ドラゴン』として扱う能力を有しており、蘇生する事で「左」を示すリンクマーカーの利用から「ATK/2100」以上のステータスを持つ「機械族」の戦闘力向上まで隈無く機能を果たせます。


その上『サイバー・レヴシステム』によって特殊召喚したモンスターは、あらゆる効果破壊への耐性が付与され、『激流葬』『奈落の落とし穴』等の召喚反応「罠」を無視出来ます。








また『激流葬』『ブラック・ホール』といった汎用的全体除去カードを自ら発動する際にも、『サイバー・レヴシステム』から呼び出したモンスターはその影響を受けないため、気兼ねなく発動して行けます。
前者の場合は、既に伏せてある状況下で自ターン中のトリガー役としても適します。
「機械族」必殺の『リミッター解除』最大のデメリットである自壊を回避できる点も大変よろしいデザインといえますね。



加えて、ターン中の同名カードの発動回数に制限が無く、複数枚引き入れた際にも『サイバー・ドラゴン』に相当するモンスターにさえ行き着けていれば、リンクや融合の素材として利用したのち、再びそのモンスターの蘇生を試みる事ができます。
『サイバー・ドラゴン』やフィールド・墓地で同名として扱う「サイバー・ドラゴン」モンスターは、『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』『キメラテック・メガフリート・ドラゴン』の存在から、総じて「機械族」と「エクストラモンスターゾーン」に配されたモンスターを除去しつつ、その素材として墓地へ送る事が可能となっており、その点が『サイバー・レヴシステム』に限定的ながらも除去としての役割が期待できる他、その蘇生先となる『サイバー・ドラゴン』を墓地へ確保する際にも有効に働きましょう。


アクセス面においては利となる「サイバー」の名を冠し、『サイバー・ドラゴン』の展開を促進し耐性付与備える優秀な「魔法」カードとなっています。














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