2018年4月29日日曜日

【 #遊戯王 『No.90 銀河眼の光子卿』】「フォトン」「ギャラクシー」のサポートを成し、モンスター効果を抑制する汎用「ランク8」としても有望な「ギャラクシーアイズ」エクシーズ!












No.ナンバーズ90 銀河眼の光子卿ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード

エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/戦士族/攻2500/守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
(2):相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
(3):相手ターンに発動できる。
デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、
手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。


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是非ご参加ください。







遊戯王.jp




2018年5月12日発売。
《COLLECTORS PACK 2018》収録の「銀河眼」エクシーズモンスター。


「ドラゴン族」が主となる「ギャラクシーアイズ」の名を冠する「ランク8」エクシーズモンスターでありながらもその種族は「戦士族」。
ですが、「ギャラクシーアイズ」の性質から、同名を有するエクシーズモンスターに重ねる事で多段除去を行う『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』『銀河眼の光波刃竜ギャラクシーアイズ・サイファー・ブレード・ドラゴン』を共に採用しておく事で、それらの素体としての利用も可能な「ランク8」のエクシーズ体の役割も果たします。



その上、自身は「フォトン」"カード"がエクシーズ素材にある場合、効果による破壊への耐性が適用され、後述する効果(2)を用いた置物として妨害を兼ねた運用時の扶助を果たします。


適用条件となる「フォトン」カードに関しても自身の効果(3)を以て後に素材を補充可能となっている事に加え、素材に要するのは「フォトン」と名のつくものであれば「モンスター・魔法・罠」種類を問わない為、『フォトン・サンクチュアリ』等の比較的汎用性の高い魔法カードを採用しておくだけでも耐性付きのエクシーズ体として運用可能となります。


(1):「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。








純粋に「ランク8」を狙える「フォトン」モンスター『フォトン・カイザー』やレベル調整を行える『ギャラクシー・クィーンズ・ライト』を利用し「フォトン」モンスターを素材とした成立。
また、『銀河眼の光子竜ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン』を素材とした際にも耐性を得られるため、『銀河騎士ギャラクシー・ナイト』『銀河の魔導師ギャラクシー・ウィザード』をはじめ『銀河遠征ギャラクシー・エクスペディション』や『銀河零式ギャラクシー・ゼロ』と言った「ギャラクシー」ギミックを駆使した擁立を目指す事自体が構成上のメリットともなり得ます。


とはいえ、先に触れた通り自身の効果(3)を用いて後に「ギャラクシー」「フォトン」カードをエクシーズ素材に加える事が可能なため、成立段階の素材には「フォトン」モンスターを絡める事無く耐性付与にまでは到達可能となっています。


自身の能力によって能動的かつ安定的に効果破壊耐性を得られる反面、「ATK/3000」以上のものが多い「ギャラクシーアイズ」エクシーズ体の中で『No.90 銀河眼の光子卿』は「ATK/2500」と少々遅れを取る格好となっており、自身が持つ効果(2)の性質も考慮すると「DEF/3000」を楯とした立ち回りが基本となりそうです。










相手モンスターの効果の発動を無効化


(2):相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。


相手モンスターの効果の発動に対してエクシーズ素材を取り除く事で発動し、それを無効化する能力。


同様に「ランク8」エクシーズの中には効果モンスターに対して抑止力として働く『神竜騎士フェルグラント』や『No.23 冥界の霊騎士ランスロット』の存在があるものの、前者は効果範囲がフィールドに限定され、後者はあらゆる効果に及ぶも発動が強制となるため少々勝手が悪いです。


対して『No.ナンバーズ90 銀河眼の光子卿ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード』。発動タイミングは任意で選択可能な上、フィールド以外で発動したモンスターに効果が及ばないモンスター効果への干渉も可能となっており、場に配しておく事で『増殖するG』や『灰流うらら』『幽鬼うさぎ』といった高い採用率を誇る「手札誘発」による妨害への対応も成し得ます。








とはいえ、自身を含めたフィールドのモンスターをあらゆる効果から守る事が可能な『神竜騎士フェルグラント』、効果無効に関しては不安定ではあるものの、直接攻撃+盤面処理性能も備える『No.23 冥界の霊騎士ランスロット』と、各々性質の異なる利点があり、これらに加わる形で『No.ナンバーズ90 銀河眼の光子卿ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード』もモンスター効果への対抗手段となる「ランク8」の一角として、受けの対応力向上に貢献してくれることでしょう。


通常の運用時、当能力によって適用されるのは効果の無効化までとなる為、フィールドや手札で発動した効果を無効化したとしても破壊処理は行われませんが、当能力の発動に際して取り除いたエクシーズ素材が「ギャラクシー」と名の付くカードであった場合は効果の無効に加え、そのカードを破壊する事が可能となります。
こちらも効果(1)の効果破壊耐性同様に効果(3)によるエクシーズ素材の補填を以て適用が狙えます。
これらを考慮したメインデッキの採択を講じても良いですね。


また「ランク8」エクシーズは『No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー』を用いた魔法カードへの対抗手段を持ち、これと共に「ランク8」エクシーズによる貴重な制圧パターンの1つとして、「ランク8」を扱えるデッキタイプに於いては積極的に採用していきたいカードですね。











相手ターン中にデッキからサーチ・エクシーズ素材の補充が可能


(3):相手ターンに発動できる。
デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、
手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。


相手ターン中の発動に限定されるものの、ノーコストでデッキから「フォトン」「ギャラクシー」カードを手札に加える。もしくはエクシーズ素材への供給が可能となる効果(3)。
これによって自身のエクシーズ素材をコストとする効果(2)の利用回数を、うまくいけば自身の成立に要する「レベル8」モンスター2枚分の素材に縛られず、それ以上が望める様になります。
一方で、サーチ・素材への追加が可能となるのは、共にデッキ内の「フォトン」「ギャラクシー」カードに限られており、これによって自身の効果(1)(2)の最大活用を図る上でも、上記に属するカードを多少なりは採用しなければなりません。
当能力によってサーチ・素材の追加を行う際、それらの種類は問われない為、比較的汎用利用が可能なものを数枚採用しておけば素材の追加、延いては効果(1)(2)の円滑な利用にも繋がります。







召喚・反転召喚・特殊召喚に関する制約が課せられるものの、それ自体が「光属性」モンスター2体から成るリンクモンスター。『ハイパースター』へと直結する『フォトン・サンクチュアリ』や、セットカードへの対抗手段の1種であり、墓地に落ちた際にも永続等への牽制として旨味のある『ギャラクシー・サイクロン』といった様な、単体でも十分に機能が望めるカードを採択しておく事で、自然な形で「フォトン」「ギャラクシー」に関連した能力を活かしていけます。


また、素材の追加ではなくサーチを選択する際には、「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスター。即ち『No.ナンバーズ90 銀河眼の光子卿ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード』自身が場に存在する事で発動条件が満たされる「速攻魔法」カード『破滅のフォトン・ストリーム』の存在もあり、相手ターンのエンドフェイズまで当能力の発動を堪え、『No.ナンバーズ90 銀河眼の光子卿ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード』の存命を確認した上でサーチ先を思案するというのも悪くありませんね。


その他にも後続として質の高い『銀河戦士』『ギャラクシー・ワーム』があります。


「フォトン」「ギャラクシー」要素との兼ね合いも然る事ながら、純粋なモンスター効果への抑止力となる汎用「ランク8」としての栄進も十分見込みある1枚です。














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