星呼びの天儀台
通常魔法このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
レベル6モンスター1体を持ち主のデッキの一番下に戻して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
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2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》に収録される新たな手札交換カードの1種。
上級モンスターを扱う際には事故軽減を図る、もしくはコストとして手札から墓地へ捨てたり、除外したり、といった本来は損失を被るはずのコストに該当する行為までもがメリットとして利用されてきた『トレード・イン』や『七星の宝刀』といった所謂手札交換を行うカード。
レベルや種類問わず入れ替えが可能なものの、相手も同様の入れ替えを行える上にドローする枚数が1枚となる為、単純な手札交換とは言い難い『暗黒界の取引』やテーマ内の運用に限定されるもの。
中には下級の「ドラゴン族」「チューナー」を捨てる事で2枚ドローする『調和の宝札』などの存在もありますが、ここまで限定されているものは扱えるデッキが少数となり、使用機会にも大きな差が生まれます。
上級モンスターをコストとし、2枚の消費から2枚のドローが確約される比較的汎用性に富んだ手札交換となれば、先に挙げた『トレード・イン』『七星の宝刀』がそれにあたります。
「闇属性」に限れば『闇の誘惑』も有用な手札交換カードでしょうか。
特に、ターン毎の発動回数に制限のないものは発動の要項を満たしてさえいれば積極的に採用していきたいカードとも言えます、
上級モンスターは一部例外はあるものの、基本的には単体で機能させる事が困難であり、如何に安定を求めた構成を前提に掲げたとしてもどこか歪な不安要素を内包してしまう節が多かれ少なかれ見られます。
そんな不安要素を僅かでも拭いつつキーパーツの獲得への特化を目指し採用されるのが手札交換カードの類。
しかし、上級を扱う時点で複数枚始動となりがちなギミックに加えて、それらを機能させる潤滑油としての働きが求められる当の手札交換カード自体も特定のコストを含めた2枚始動が前提となるなど、それ自体が事故を引き起こす場合もデッキによってはあり得る為、過信できないカードでもあります。
とはいえ、墓地へ置いておく事で機能が見込める上級モンスターを引き込んだ際の処理役としても活躍してきた『トレード・イン』からも窺える通り、コスト面がデッキの根幹部分に関与し、有効に働く事が見込める場合は、複数枚始動故の事故を加味しても採用に値するカードとして明確な採用理由を与える事ができます。
その視点で捉えた場合、上級である各種「征竜」自体が始動のパーツとして機能した上で、手札交換カード『七星の宝刀』のコストとして除外された際にも同名を含め後続のサーチを成していた同テーマが規格外であった事は明白です。
そんな上級モンスターをドローに変換するカードとして新たに加わる『星呼びの天儀台』は「レベル6」専用のドローソース。
「レベル6」モンスターは昨今のカードプールに於いて強力な展開に絡む重要な役割を担う一方で、手札に引き込んでしまった場合は非常に芳しくない性質を持つが故、始動時点でデッキに存在していなければならない『D-HERO ディアボリックガイ』の存在など、展開の質を大きく向上させる見込みはあるものの、実際に採用する上ではそういった安定に欠く部分が不安視されます。
当然安定した手札交換を望む上では一部ではなく「レベル6」を全体の軸に据えるようなデッキへの投入が前提となるものの、それらの有効な処理手段が登場した事でそういった類のカード群を前面に、思い切った構成を取る事も可能となりましょう。
強力なアクションを取り入れた上で、多少なりとも安定を買えるようになる事ができればより一層輝くカードは多く、今後「レベル6」を扱うギミックやテーマの強化が成された際にも『星呼びの天儀台』の存在は大きな利点となります。
また、『七星の宝刀』と同様に手札交換とは言いつつもコストを自分のフィールドから支払う事も可能となっている為、かつて「征竜」が行なっていたプレイの1つ。小型の「征竜」から始動した際に相手側が『増殖するG』をプレイした場合、特殊召喚した大型「征竜」を『七星の宝刀』で飛ばし、当時ミラーマッチにおいてはケアの筆頭候補であった『クリムゾン・ブレーダー』のリスクを軽減しつつ相手側の『増殖するG』をチェックするといったような運用も可能となるなど、環境やデッキタイプによっては小回りも効きそうです。
先ほど挙げた『D-HERO ディアボリックガイ』の場合、『終末の騎士』からアクセス可能となっている為、引いてしまった際の保険としてだけでなく、「戦士族」2体からなるリンクモンスター『聖騎士の追想 イゾルデ』を絡めた展開へ向かう過程で『増殖するG』を発動された際に、リクルートした『D-HERO ディアボリックガイ』をデッキボトムに戻しつつドローに変換する事で、『D-HERO ディアボリックガイ』を3枚採用していれば後の『D-HERO ディアボリックガイ』1回分のリクルートを残しながら2ドローを行い、場に吐き出したリソースを手札還元しておく事ができます。
同名カードをリクルートする『D-HERO ディアボリックガイ』の性質自体、コストをフィールドから捻出可能で、それをデッキに戻す『星呼びの天儀台』との兼ね合いは良好と言えます。
「戦士族」を繰り出し『聖騎士の追想 イゾルデ』のリンク召喚を狙うタイプのデッキであれば、採用について一考の価値はありそうです。
『D-HERO ディアボリックガイ』は「D-HERO」専用となる『デステニー・ドロー』にも対応していますが、フィールドからコストを支払える『星呼びの天儀台』とは異なり、手札に引き込む前提の運用となる為、全体的に「D-HERO」へ寄せておかなければ安定した運用とは程遠い事態を招きかねません。
これについては『星呼びの天儀台』の場合も同様で、コストとなる「レベル6」モンスターが『終末の騎士』等を含めてたとしても、実質『D-HERO ディアボリックガイ』のみで成立させる程の状態にあるのかを見定める必要はありそうです。
また、頃来『墓穴の指名者』によって無力化され辛い手札誘発として評価の高い『PSYフレームギア・γ』を採用するにあたり、添えなければならない通常モンスター『PSYフレーム・ドライバー』の処理手段としても兼ねる事ができれば強力な妨害カードを搭載する際のリスクも少なからず軽減が望めます。
その他にも、この所は鳴りを潜めているものの、全盛期には驚異的な火力を誇ったテーマである「聖刻竜」はメインギミックに「レベル6」が複数種存在し、その上展開用の「通常モンスター」「ドラゴン族」を採用する必要があり、その枠に「レベル6」を搭載するタイプであればそちらの処理手段として、展開パーツの獲得を図るドローソースとしての役割を果たします。
異なるレベルであってもリリースされた際に発動される「聖刻」モンスターの効果によって「レベル6」の「ドラゴン族」をリクルートしてしまえばそれをコストにドローを行うことも可能となるなど、コストとなる「レベル6」モンスターには事欠かないであろうという点も悪くありません。
また、『虚無魔人』や『威光魔人』もコストとして利用でき、テーマ内にも専用サーチに対応する「レベル6」が存在する。大量ドローからの封殺に特化した「堕天使」への搭載も一興でしょうか。
基盤となる『堕天使イシュタム』に加え『闇の誘惑』『トレード・イン』等ドローソースを多量に積んだ構成がスタンダードとされていたかつての「堕天使」を新カードを以てアップグレードを図る事ができます。
しかし、『無限泡影』を搭載したデッキか横行する昨今、特殊封じに対する信頼度は極めて低く、現在はスーパードロータイプを選択する利点は薄い様にも思えます。
個人的にはそろそろ「堕天使」再浮上の起爆剤が欲しい所ですがそう都合良くはいきませんね。
上述した2種の「魔人」がコストとして対応している点に加えて、『天帝アイテール』によるリクルートを主な役割として採用される『光帝クライス』も「レベル6」であり、尚且つデッキに眠っていて欲しいカードである事から「帝王」への採用も悪くないです。
他には融合ギミックの効果的な成立には『デーモンの召喚』や『タルワール・デーモン』といった上級「デーモン」がデッキに存在する必要がある「レッドアイズ」や、儀式体に「レベル6」が多い「(機械)儀式天使」等への搭載も一考出来ます。
フィールドからコストを支払う際に『ガガガマジシャン』等の「効果によってレベル変更したモンスターを利用可能であるか」といったような発売後の裁定が気になる点もあります。
また、コストとしてデッキボトムに戻す事から、恐らくは「エクストラデッキ」に戻さなければならない「融合」「シンクロ」モンスターをコストにドローを行うことはできないでしょう。
1ターンに1枚しか発動が許されず、複数枚引き込んだ際には浮いてしまうといった問題もありますが、何にせよ「レベル6」をデッキ内のリソースとして維持しつつ、手札交換が可能となる点だけでも大変有用と言えましょう。
今後様々なデッキでの活用を検討していきたい非常に魅力的なカードですね。
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