2018年4月4日水曜日

【 #遊戯王 『サイバネティック・オーバーフロー』】『サイバー・ドラゴン・コア』からサーチ可能な除去として期待の1枚














サイバネティック・オーバーフロー

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「サイバー・ドラゴン」を任意の数だけ選んで除外する(同じレベルは1体まで)。
その後、除外した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する。
(2):フィールドのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。


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2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》収録の「サイバネティック」の名を冠する罠カード。


その名称から『サイバー・ドラゴン・コア』からサーチが可能となっており、これまでサーチ先といえば《ストラクチャーデッキ-機光竜襲雷-》にて同時に登場した『サイバー・リペア・プラント』が最有力候補とされており、そのほかの「サイバー」「サイバネティック」名称の魔法・罠に関しては、特定のギミック補助に長けたカードや、全時代的な効果を持ったものなど、「サイバー・ドラゴン」に於いても採用に足るとは言い難い性能を備えるカードが多くを占め、結果的には『サイバー・リペア・プラント』が『サイバー・ドラゴン・コア』から獲得できる中で最も有力かつ「サイバー・ドラゴン」要素に絡む貴重なサーチ候補。



また、「サイバース」の名を冠する魔法・罠についても「サイバー」カードとしてサーチ範囲に含まれており、「サイバース族」関連の強化とそれに伴った種類の増加によって『サイバー・ドラゴン・コア』のサーチ先も徐々に広がりつつあります。
とはいえ、その多くが「リンク」や「サイバース族」に関連した効果を持つカードである為、『サイバー・ドラゴン・コア』を採用する様な「機械族」や「サイバー・ドラゴン」を軸に据えるデッキへの搭載は困難と言えましょう。
ですが、今後の新規次第で選択肢の1つともなり得る事は、意識しておいても良いかもしれませんね。


さて、兎にも角にもこの様に現状有力なサーチ先に乏しい「サイバー」「サイバネティック」の名を冠する魔法・罠の1種として新たに加わる『サイバネティック・オーバーフロー』。


「サイバネティック」カードは基本的に「サイバー・ドラゴン」(主に「機械族」の融合)に関する効果を備えている慣例の通り『サイバネティック・オーバーフロー』に関しても「サイバー・ドラゴン」を扱う事が前提となるものの、その効果は非常に強力な除去手段としての運用が望めるものとなっており、フィールド・墓地では自身のカード名を『サイバー・ドラゴン』として扱う『サイバー・ドラゴン・コア』から獲得可能な妨害手段としての貢献とその有用性には大きく期待が持てるカードです。







自分の手札・墓地・フィールドから『サイバー・ドラゴン』を除外する事で有効となる除去効果


(1):自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「サイバー・ドラゴン」を任意の数だけ選んで除外する(同じレベルは1体まで)。
その後、除外した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する。


発動時に自分の手札・墓地・フィールドから任意の数『サイバー・ドラゴン』を除外し、それと同数相手フィールドのカードを対象を取る事なく破壊する除去罠。



発動する際、最低でも1枚は『サイバー・ドラゴン』を所定の位置に用意しておく必要があり、そ単体での機能は見込めません。その上フィールドや手札から1枚『サイバー・ドラゴン』を除外し、相手フィールドのカードを1枚除去したのでは発動側が損を被る格好となり、これでは効果的な運用とはいえません。
最低限、損失を抑えた除去としての運用を目指すならば、除外する『サイバー・ドラゴン』のうち1枚は墓地から賄わなければなりません。
しかし、フィールド上に関しては相手の除去等のアクションに合わせ、サクリファイスエスケープする形でその『サイバー・ドラゴン』を除外する事で、本来生じるはずの損失分を回避できる見込みもあります。
また、複数枚の除去を達成するにあたって、除外する『サイバー・ドラゴン』のうち同一レベルは1体までと定められている関係上、フィールド・墓地ではカード名を『サイバー・ドラゴン』として扱うモンスター群を絡める事は必至となります。
それら『サイバー・ドラゴン』扱いとなるモンスターのレベルは比較的細分化されており(微かにレベル4への偏りも見られますが…)、これらを上手く用いる事で大きくボードアドバンテージを稼ぐポテンシャルも秘めています。








その中でも『サイバー・ドラゴン・コア』が媒体としても非常に優秀で、これについては先述もしましたが、召喚時にデッキから「サイバネティック」と名のつく「罠」カードである『サイバネティック・オーバーフロー』をサーチする事が可能となっており、その上で自身はフィールド・墓地に存在する限りカード名を『サイバー・ドラゴン』として扱い、『サイバネティック・オーバーフロー』へのアクセスから即時有効化を図る。「サイバー・ドラゴン」にとっては大変貴重となる手軽な除去システムとなり得ます。
とはいえ、「サイバー・ドラゴン」というテーマ自体が墓地のリソースをそれほど軽視できるタイプではない為、本質的な部分で噛み合っていない様にも映ります。


除外に関する根幹部分の不和は『サイバネティック・オーバーフロー』同様に『サイバー・ドラゴン・コア』からサーチも可能な罠カード『サイバー・ネットワーク』の帰還効果の威力を増幅させるといった利点とも取れますが、後述する『サイバネティック・オーバーフロー』の効果(2)同様に、当の破壊効果が自分フィールドには及ばない事から、リターンを得るのに少々手間取ります。



また、《サイバネティック・ホライゾン》にて登場する新たな「サイバー・ドラゴン」の名を持つリンクモンスター『サイバー・ドラゴン・ズィーガー』はレベルを持たない為、それに関する記述のある当効果によって除外する事が可能であるか、もし可能な場合は複数体除外できるかなど、発売後にどういった裁定が下されるのか。
などの点についても少し気がかりではあります。
しかし、基本的には『サイバー・ドラゴン・ズィーガー』の素材として使用した『サイバー・ドラゴン』、もしくはそれに相当するモンスターが1体以上は墓地に存在している事になりますが、墓地に置いておく事で後の攻め手ともなり得る『サイバー・ドラゴン・コア』等の存在を考慮した場合、リンク体の『サイバー・ドラゴン・ズィーガー』を除外する択は是非とも欲しいところですね。







フィールドから効果で破壊された際に行う「サイバー」「サイバネティック」魔法・罠のサーチ


(2):フィールドのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。


フィールド上に存在する『サイバネティック・オーバーフロー』が何らかの効果で破壊された際に発動するサーチ効果。
名称括りで効果(1)(2)をそれぞれ1ターンに1度使用可能となっている為、相手から『ハーピィの羽根帚』や『サイクロン』を放たれた際にチェーン発動が成立すれば、除去を行いつつサーチまでこなす事ができます。


しかし、昨今のセットカードに対するアクションは『コズミック・サイクロン』が主流となる傾向が強く、破壊を介さない手段を取られた際にはサーチ効果の有効化までには至れません。


一方でリンクによるセットへの干渉は『トロイメア・フェニックス』を用いる場合も多々あり、デッキ次第では相手に依存した形でサーチの運用が可能となる望みも無いわけではありません。


「閃刀姫」であれば『閃刀術式-ジャミングウェーブ』を以て伏せを退けに来るケースもありましょう。








とはいえ、そういった際には相手フィールドにカードが存在していない場合が多く、除去としての機能が叶わぬままサーチ効果を適用する事にもなりかねません。
双方を活かしきるというよりは、同名カードをもサーチ可能な点も考慮し除去としての役割を果たせない場合の保険的な位置付けとしてみれば、効果破壊をトリガーとする少々難儀な効果(2)も悪くない効果に思えます。


一応「サイバー・ドラゴン」要素からも『キメラテック・ランページ・ドラゴン』を用いることで自分の魔法・罠ゾーンに干渉できるものの、高火力で早期の決着を目指すとなればわざわざ融合体を用いてまでサーチを行う必要性は感じません。
寧ろ『キメラテック・ランページ・ドラゴン』の墓地肥やし能力によって墓地にレベルの異なる『サイバー・ドラゴン』を揃え、保険の妨害として『サイバネティック・オーバーフロー』の除去性能を引き上げておく方が、大抵の場合は賢明と言えましょう。



とはいいつつも、『サイバネティック・オーバーフロー』から、「サイバー・ドラゴン」にとっては少なからず弊害ともなる『サイバー・ドラゴン』を除外する行為を利として、のちのリソースに変換可能とする『サイバー・ネットワーク』へのアプローチ手段を備えている点は評価できます。
その他にも「サイバーダーク」や「サイバース」関連の魔法・罠など、これに対応するカードは存外種類が豊富で、今後も増加する見込みは十分にある為、効果(2)についても伸び代があります。


「サイバー・ドラゴン」のメインギミックから到達可能な除去カード兼サーチカードとして高いポテンシャルを有する今後が非常に楽しみな1枚です。














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