2018年4月2日月曜日

【 #遊戯王 『破滅の美神ルイン』『破滅の天使ルイン』】新たに登場する2種類の「ルイン」の性能は如何程?





















破滅はめつ美神びしんルイン

儀式・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻2900/守3000
「エンドレス・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
(1):このカードのカード名は手札・フィールドに存在する限り「破滅の女神ルイン」として扱う。
(2):儀式召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの儀式モンスターは効果では破壊されない。
(3):儀式モンスターのみを使用して儀式召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(4):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。




破滅はめつ天使てんしルイン

儀式・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1700/守1000
「エンドレス・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
(1):このカードのカード名は手札・フィールドに存在する限り「破滅の女神ルイン」として扱う。
(2):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動する。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの儀式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、
自分の儀式モンスターの攻撃宣言時に相手はカードの効果を発動できない。


さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。






遊戯王.jp


2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》収録の「儀式」モンスターで、古くから存在する『破滅の女神ルイン』をモチーフとした名称とデザイン、加えて能力に関しても、双方が手札・フィールド場では自身を『破滅の女神ルイン』として扱う効果を備えており、『破滅の女神ルイン』『終焉の王デミス』の降臨に使用可能な『エンド・オブ・ザ・ワールド』、そして《サイバネティック・ホライゾン》収録の新規「儀式魔法」『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』に対応する形となっています。




エンドレス・オブ・ザ・ワールド

儀式魔法
「破滅の女神ルイン」「終焉の王デミス」の降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「破滅の女神ルイン」または「終焉の王デミス」を儀式召喚する。
(2):墓地のこのカードをデッキに戻して発動できる。
デッキから「エンド・オブ・ザ・ワールド」1枚を手札に加える。
その後、自分の墓地から「破滅の女神ルイン」または「終焉の王デミス」1枚を選んで手札に加える事ができる。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。


また、こちらも《サイバネティック・ホライゾン》にて登場する新たな「フィールド魔法」カード『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』が持つ効果(2)のトリガー役としても運用が可能(おそらく可能ですが発売後に覆っていたら申し訳ありません)となり、儀式召喚の際に必要なレベルを、「レベル4」の下級儀式モンスター『破滅の天使ルイン』等によって調整し、「レベル10」の『破滅の美神ルイン』成立を助け、その過程で使用したリソースの補填から盤面への干渉によるアドバンテージ獲得が望めるようになります。
儀式の際にレベルを合わせなければならない『エンド・オブ・ザ・ワールド』の利用にも一役買ってくれます。


ブレイク・オブ・ザ・ワールド

フィールド魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドの儀式モンスター1体を対象として発動できる。
手札の儀式モンスター1体をターン終了時まで公開する。
その公開した儀式モンスターのレベルはターン終了時まで、対象のモンスターのレベルと同じになる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「破滅の女神ルイン」または「終焉の王デミス」が儀式召喚された場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分デッキから1枚ドローする。
●フィールドのカード1枚を選んで破壊する。







その上で、高レベル儀式モンスター降臨の円滑化を図るに適した「魔神儀」が同じく《サイバネティック・ホライゾン》にて登場する事もあり、後続の「儀式魔法」の獲得が可能な『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』がフィールドから儀式素材を選定しなければならない性質に起因する少々扱い辛い側面の補完に一枚噛みつつ、自身がデッキから特殊召喚された際に行う儀式「モンスター・魔法」のサーチによって、安定感向上への貢献も期待されます。



魔神儀-タリスマンドラ

効果モンスター
星6/闇属性/植物族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-タリスマンドラ」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。


魔神儀-キャンドール

効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-キャンドール」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式魔法1体を手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。






『破滅の美神ルイン』


新たに登場する「レベル10」儀式モンスターで、先述した様に手札・フィールドでは元祖『破滅の女神ルイン』として扱う能力を備えており、この性質を利用する事で、『破滅の女神ルイン』『終焉の王デミス』の降臨に用いる『エンド・オブ・ザ・ワールド』『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』両儀式魔法に対応。

また、儀式サポートに於ける定番中の定番カード『センジュ・ゴッド』『マンジュ・ゴッド』による儀式成立のサポートを受けつつ、「光属性」である事が利点となる『祝福の教会-リチューアル・チャーチ』への対応、加えて「天使族」であるが故に『サイバー・エンジェル-弁天-』がリリースされた際の能力からの獲得も可能と、あらゆる儀式サポートを駆使すればアクセスの面については潤沢と言えましょう。


コスト面の不安を度外視すれば『ゲール・ドグラ』から『虹光の宣告者』を2枚墓地へ送り、儀式モンスター・魔法を一気に揃えてしまう事もできます。


『虹光の宣告者』自体は、チューナーを手軽に呼び出す事が可能なリンクモンスター 『水晶機巧-ハリファイバー』や『サモン・ソーサレス』の存在から、それらを用いて『幻獣機オライオン』を絡めた「機械族」展開。
『閃刀機-ホーネットビット』+チューナーの展開であれば「閃刀姫」リンクモンスター『閃刀姫-カガリ』によってモンスター2体分の働きを見せる『閃刀機-ホーネットビット』。
加えて「閃刀姫」1体から成るリンクモンスターは「機械族」である為、『水晶機巧-ハリファイバー』から『グローアップ・バルブ』をリクルートした際にも『サモン・ソーサレス』へと繋ぐ事が可能。
そこから『ダンディライオン』等を用いる「植物族」展開にも持ち込めるなど、あらゆるパターンから容易にシンクロ召喚が可能となっており、成立後もリンク召喚によって難なく墓地へ送り込めますので、その方向性で儀式パーツのサーチを図るのも良いですね。


反面、デッキ・墓地では元のカード名『破滅の美神ルイン』としてのみ扱い、現状このカード名が記された「儀式魔法」が存在しない為、『儀式の下準備』には非対応となっています。


ステータスは「ATK/2900 DEF/3000」とアタッカーとしては及第点といったところでしょう。
その上で効果(2)により、儀式召喚された自身がフィールドに存在する限りは、自身を含め自軍の儀式モンスターは効果による破壊を受け付けない耐性を得られます。
単体でも効果破壊耐性を内蔵したモンスターとして運用出来る為、儀式デッキの補助として用いられる機会も多い「儀式魔人」中でも相手の特殊召喚行為を一方的に封じる『儀式魔人リリーサー』辺りを絡める事ができれば、自身のみならずその他の儀式モンスターが効果の適用媒体となった際にもこれらの併用により、破壊耐性を有したモンスターによる特殊召喚封じが成立します。

(2):儀式召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの儀式モンスターは効果では破壊されない。







加えて、『破滅の女神ルイン』を彷彿のさせる効果(3)を備えており、特定の条件をクリアした際には一度のバトルフェイズに2回の攻撃を可能とします。

(3):儀式モンスターのみを使用して儀式召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。

儀式モンスターのみを素材とする必要がある為、サーチ手段にも富む2枚目以降の『破滅の美神ルイン』を素材する事でも適用可能となりますが、先述した様に比較的容易に成立する下級儀式モンスターを用い、『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』の効果を以て『破滅の美神ルイン』のレベル自体を引き下げる事で、対象とした下級儀式モンスターを素材として儀式成立を図れば複数回攻撃の能力適用も十分に狙えます。

一方で、高レベルの儀式素材を供給し、後続の確保までもが望める新カード「魔神儀」を素材として用いた際には効果(3)の適用が不可能となっており火力の面では僅かに噛み合わず、儀式召喚自体の成立を助けるにとどまります。
これは『高等儀式術』等の比較的儀式成立が容易とされる汎用儀式魔法を用いる際にも陥いりがちな問題となりましょう。


効果(1)による儀式全体への効果破壊耐性の付与に加え、連続攻撃を可能とする効果(3)の適用まで漕ぎ着くに越したことはありませんが、無理に狙わずとも「儀式魔人」による追加の効果付与や『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』によるアドバンテージの獲得を狙っていく方向に伸ばしていっても面白いです。

ですが、効果(4)による戦闘破壊したモンスターの元々の攻撃力分バーンダメージを発生させる能力と効果(3)の連続攻撃能力を合わせれば多大なダメージが望める高火力性能を備えた一面もある為、やはり理想を追うならば儀式モンスターのみを素材とし効果(3)の適用まで繋げたいところです。

(4):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。 そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

「レベル10」である為、成立には少々手間を要するものの、儀式モンスター全体に及ぶ耐性付与能力は、理想論はあらゆる儀式テーマの添え物として利用していきたい能力となっています。

また、儀式魔法『エンド・オブ・ザ・ワールド』『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』を共有する『終焉の王デミス』に相当する新規カード『終焉の覇王デミス』が儀式召喚された状態でフィールドに存在する際には自分フィールドの儀式モンスター全体に戦闘耐性が付与され、更に強固な盤面形成にも繋がります。
場を一掃する能力に関しても、自分フィールドの儀式モンスターは破壊を免れる為、戦線を維持しつつ場のリセットも可能と、ヘビー級儀式モンスターであるこれらの共存構築も目指す価値ありです。

終焉の覇王デミス

儀式・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
「エンドレス・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
(1):このカードのカード名は手札・フィールドに存在する限り「終焉の王デミス」として扱う。
(2):儀式召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の儀式モンスターは戦闘では破壊されない。
(3):儀式モンスターのみを使用して儀式召喚したこのカードの効果を発動するために払うLPは必要なくなる。
(4):1ターンに1度、2000LPを払って発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊し、破壊した相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える。






『破滅の天使ルイン』


「レベル4」の下級儀式モンスター『破滅の天使ルイン』。
こちらも『破滅の美神ルイン』同様に手札・フィールドでは『破滅の女神ルイン』として扱う能力を持ち、『エンド・オブ・ザ・ワールド』『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』に対応します。

下級モンスターゆえに成立が大変容易な『破滅の女神ルイン』としての運用が可能となっており、即ち『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』による手札補強・盤面干渉に関しても円滑な運用が望めます。
また、『破滅の美神ルイン』の項でも述べた様に、『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』により手札の高レベル儀式モンスターのレベル調整を持ってそちらの成立をサポートする役割としての運用も視野に入ります。
「レベル4」の儀式モンスターである為、『センジュ・ゴッド』『マンジュ・ゴッド』等の儀式に於けるスターターからパーツを獲得、それらを素材とし即座に儀式成立を図る事が可能。
また、デッキから儀式モンスターを除外し、間接的なサーチの役目を果たしつつ儀式召喚を成立させる《サイバネティック・ホライゾン》収録の新規「罠」カード『リターン・オブ・ザ・ワールド』からの儀式召喚も下級であるが故、手軽に狙ってゆけます。
これにより、『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』の効果を相手ターン中にも起動可能となり、除去や手札の補充に繋がります。(発売後に芳しくない裁定が下されたりしなければ)


リターン・オブ・ザ・ワールド

永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから儀式モンスター1体を除外する。
(2):このカードを墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地の儀式モンスター1体をデッキに戻し、このカードの(1)の効果で除外したモンスターを儀式召喚する。
●このカードの効果で除外したモンスターを手札に加える。







自身を手札・フィールドでは『破滅の女神ルイン』として扱う能力の他には、自身が儀式召喚に成功したターンのモンスターに対してと限定的ではあるものの、『破滅の女神ルイン』を彷彿とさせる連続攻撃能力。

自身が墓地へ送られた際に自分フィールドの儀式モンスター1体を対象に発動し、そのモンスターが表側で存在する限りは、自分の儀式モンスターが攻撃する際、相手は如何なる効果の発動をも封じられる事となります。

(2):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動する。 このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの儀式モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、 自分の儀式モンスターの攻撃宣言時に相手はカードの効果を発動できない。

効果(2)については儀式召喚したターン、モンスターに対しての連続攻撃を可能とする能力。
限定的な上、自身のステータスもそこまで高いものではない為、「光属性」の利点とも言える『オネスト』による強化を施すなり、何かしらの補助を以て有効に働かせたいところです。


効果(3)については、単純な儀式召喚の素材として利用した場合や、高レベル儀式モンスター成立を助ける『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』のクッション役として利用した後、そのモンスターを対象に効果を適用可能となるなど、儀式モンスターが戦闘する際の保険を展開に乗じて得られます。

しかし、除去等の脅威は攻撃宣言時に限られない昨今の実情を鑑みると決して過信出来るものではないというのも事実。
基本的には『リターン・オブ・ザ・ワールド』による相手ターン中の手軽な儀式成立と、それに伴った『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』効果利用等、小回りの効く『破滅の女神ルイン』としての運用が主となりそうです。












1 件のコメント:

  1. 私はあなたのすべての記事を読んで読んでいきます。私はそんなに好きです。子供たちは友達と遊ぶのが好きです。...
    ประวัติศาสตร์โลก

    返信削除