2018年3月30日金曜日

【 #遊戯王 『メタファイズ・アセンション』】「メタファイズ」カードへのアクセスから、それらの補助まで幅広い活躍が望める新規の「罠」カード!

















メタファイズ・アセンション

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札から「メタファイズ」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、デッキから「メタファイズ」モンスター1体を除外できる。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「メタファイズ・アセンション」以外の「メタファイズ」カード1枚を手札に加える。



さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。







2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》収録の「メタファイズ」サポートを担う新たな「罠」カード。

《サーキット・ブレイク》にて正式なカテゴリとなった「メタファイズ」。
こちらに属するモンスター群は総じて自身が除外される事で固有の能力が有効となる性質を持つ「光属性」「幻竜族」で、その殆どが既存のモンスターをモチーフとしたデザインとステータスを備えます。

その中でも『メタファイズ・ネフティス』が除外された際に適用可能となる効果によってあらゆる「メタファイズ」カードのサーチが可能となっており、この度新たに加わる『メタファイズ・アセンション』に関してもその範囲に含まれます。


これによって、不確定ながらも「メタファイズ」の純粋なる始動札とも言える『メタファイズ・ラグナロク』や『アシンメタファイズ』からのスタートをはじめ、『ライトレイ・グレファー』『封印の黄金櫃』といったテーマ自体との親和性が極めて高いサポートカード群を用いる確実性の高い始動を駆使する事であらゆる「メタファイズ」カードへのアクセスを図る事が可能となっています。


こと『メタファイズ・アセンション』に関しても「メタファイズ」の初動、ゲーム中盤以降のリソース拡充と幅広い役割が期待できる効果を備えていると言えましょう。

とはいえ、各「メタファイズ」モンスターが備える。テーマの基本となる能力が、除外された次のターンのスタンバイフェイズに適用される性質上、免れることができないのが各能力の運用に付き纏うタイムラグ。
これについては此度加わる『メタファイズ・アセンション』が「罠」である以上改善が見込めるものではないものの、相手ターンに「メタファイズ」に関するアクションを引き起こす事で、各種「メタファイズ」モンスターの能力の適用する期のコントロールに関してはひと役買う事が期待できる新カードとなっています。






手札の「メタファイズ」カードを1枚捨てる事で手札交換+デッキの「メタファイズ」モンスターへアプローチ


(1):手札から「メタファイズ」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、デッキから「メタファイズ」モンスター1体を除外できる。

手札の「メタファイズ」カードを1枚捨てる事をコストに発動し、1ドローによる手札交換とその後デッキから任意の「メタファイズ」モンスターを除外する事により、次のターンのスタンバイフェイズ時に何らかのリターンを得られる設計となっています。

除外される事で真価を発揮する「メタファイズ」カードを墓地へ捨てたところで、それだけでは特に意味を成さない為、何らかの手段、手近なところでは『暗黒竜 コラプサーペント』や『召喚師アレイスター』辺りを駆使して墓地の「メタファイズ」リソースの活用を図る。
もしくは、成立に「メタファイズ」カード5種類を要する『メタファイズ・エグゼキューター』の布石としての機能を求めても良いでしょう。
単純にデッキ内リソースへの干渉手段として利用するならば、手札の不要な「メタファイズ」魔法・罠をドローに変換しつつ、サーチや展開に繋ぐといった役割も担えます。


また、罠である性質から、相手ターン中の任意のタイミングで除外ゾーンへと状況に応じた「メタファイズ」モンスターを配しておく事が可能な点は、『メタファイズ・ディメンション』による帰還対象の供給を狙った運用に加えて、除外する行為自体が『メタファイズ・ディメンション』効果(2)のトリガーとなり、フィールドのカードに対しての除去を行う事も可能となります。


自身が除外された場合、その次のターンに適用可能となる固有の能力を持った「メタファイズ」モンスターは同時に自身が「メタファイズ」モンスターの効果によって特殊召喚された際に発揮する能力を持ち合わせているものの、「罠」である『メタファイズ・ディメンション』による帰還を以てその能力を活かすことはかないません。
しかし、上述のように「メタファイズ」カードを除外する行為に反応する除去カードとしての運用。
加えて帰還させたモンスターに関しても次のターンのエンドフェイズ時に再び除外ゾーンへと送られる事となる為、回り道をしつつも最終的には除外された際の効果まで至る見込みは十分にあります。
とは言え、除外したモンスターを帰還させてしまった場合は、次のスタンバイフェイズ時にはそのモンスターをデッキに戻す事ができず、固有の効果適用を一旦は妨げてしまう為、常に優先順位の明確化を念頭に置いたプレイが求められそうです。

また、『メタファイズ・アセンション』は名称括りで(1)(2)の効果を1ターンに1度、いずれか1つしか使用できないものの、デッキトップからランダムに除外リソースを広げる『メタファイズ・ラグナロク』や手札効果を行う『アシンメタファイズ』のコストとして利用した際にも無駄のない運用が望める効果(2)を備えます。






除外された際に適用されるは同名を除く「メタファイズ」カードのサーチ


(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「メタファイズ・アセンション」以外の「メタファイズ」カード1枚を手札に加える。

前項でも述べたように『メタファイズ・アセンション』は名称括りで(1)(2)の効果を1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない為、効果(1)を用いたアクションと同一ターン中の併用とはいかないものの、『メタファイズ・アセンション』がゲームから除外された際にはデッキから同名を除く任意の「メタファイズ」カードをサーチ可能となっており、除外される事で効果を発揮する各種「メタファイズ」カードの発動を促す『アシンメタファイズ』による手札交換に際したコストとしての運用や、『メタファイズ・ラグナロク』の召喚・特殊召喚時に発動するデッキトップから3枚のカードを除外する能力によって飛ばされた際にもアドバンテージの獲得が望めるといった様に、採用する事で「メタファイズ」カードの運用に際する期待値の増加という面から副次的な効果を得られる見込みもあります。

効果(1)(2)共に既存の「メタファイズ」カードとの調和も取れた新規カードとなっており、今後「メタファイズ」の更なる発展にも期待が持てる良強化と言えるのではないでしょうか。














0 件のコメント:

コメントを投稿