2018年3月27日火曜日

【 #遊戯王 『星遺物の機憶』】「ジャックナイツ」モンスターを呼び出す前途有望な「星遺物」カード!














星遺物せいいぶつ機憶きおく

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札・デッキから「ジャックナイツ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「ジャックナイツ」モンスターしか特殊召喚できない。


さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。








2018年4月14日発売の新弾《サイバネティック・ホライゾン》収録の新たな「星遺物」の名を冠する「速攻魔法」カード。


「星遺物」カードゆえに『星遺物-『星杯』』『星遺物-『星鎧』』からのサーチにも対応しているものの、前者は即効性に欠く性質から「星遺物」カードのサーチをメインに据えた採用は少々憚られます。


後者の場合、サーチ能力に関してはテンポ的な実用性を窺わせてはいるものの、自身の特殊召喚能力の起動にはモンスターを反転召喚する必要があり、これによって手軽なサーチ手段としての運用を可能とするデッキは限られる事となります。
とは言え、特殊召喚に限らず自身を通常召喚した際にもサーチ効果を発動可能である為、召喚権を残せるような構築であれば十分に採用を検討できる域にはあるでしょう。



そんな「星遺物」に属する『星遺物の機憶』は「ジャックナイツ」に関連する能力を備えた「星遺物」カードの1種で、同様に「ジャックナイツ」をサポートするカード群『星遺物へ至る鍵』『星遺物に眠る深層』『星遺物の囁き』と上述のサーチ手段を共有可能となり、それぞれが備える「回収・蘇生・強化」に加え、カードの配置に関連する能力が特徴である「ジャックナイツ」の性質が色濃く反映された相手への妨害手段である3種の獲得と、それらの運用に際し必要不可欠となる「ジャックナイツ」モンスターへの流麗なアクセスを可能とする新規カード『星遺物の機憶』。



サーチ先の多様化と、それに伴いダイレクトに任意の「ジャックナイツ」モンスターを獲得できるようになった事で、「星遺物」括りのサーチ手段を組み込む意味も多少なり出てくるでしょう。







とはいえ、「ジャックナイツ」は『紫宵の機界騎士』『蒼穹の機界騎士』を駆使したその後続供給能力を買われての採用が多くみられるテーマで、主に採用が見られるものといえばサーチ効果を備えた上記2種に加えて、サーチ先に除去手段としての『紅蓮の機界騎士』、「ジャックナイツ」の複数体成立を助ける『紺碧の機界騎士』辺りが少数採用される程度であり、関連する「星遺物」カードを用いてまで「ジャックナイツ」をメインに据えたコントロールを行う戦術を取り入れたデッキは大会等ではあまり見受けられません。


条件付きながらも単体で後続の獲得を含めたアタッカーとしての機能が望める点が最大の利点と言える「ジャックナイツ」に「星遺物」要素を加えてしまうと、即効性と安定に欠き、「高い勝率を目指す」という構築に際して最優先すべき指針に沿わないといった部分が大きいでしょう。


その為他の関連する「星遺物」カードとは異なり、即効性を備え、更には安定性の向上も望める『星遺物の機憶』ではありますが、「星遺物」モンスターによるサーチに対応するその性質を活かすには「ジャックナイツ」に於ける「星遺物」要素はあまりにもポジションが弱いです。


一方で、「ジャックナイツ」モンスターの成立と維持が前提となる既存の「星遺物」カードとは大きく異なり、『星遺物の機憶』はそれ単体で十分な機能が望め、純粋に実用的な「ジャックナイツ」モンスターのカサ増しとして重宝する事でしょう。


縦列にカードが2枚以上存在する事を条件に特殊召喚が可能となる「ジャックナイツ」に於いては、カードの配置に関わらず効果を利用可能な状態で任意の「ジャックナイツ」をリクルートする『星遺物の機憶』の登場は、大変に有意義な強化と言えます。







守備表示に限定される点は注意


このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。との制約がある為、複数枚抱えてしまった際の扱いには少々手間取るものの、「速攻魔法」である性質からターンを跨いだ相手ターン中の発動も視野に入れる事でそのリスクも軽減が図れます。


また、カードの配置に気を配る事なく「ジャックナイツ」モンスターの展開を可能とする『星遺物の機憶』ですが、その際特殊召喚されるモンスターの表示形式は守備表示に限定されており、リクルートしたモンスターで即座に追撃を図る等の運用は不可能。
しかし、リクルート先、もしくはその他の手段を以て『紫宵の機界騎士』を場に成立させた場合、守備表示で特殊召喚された「ジャックナイツ」モンスターを一時的に除外し、後続の新たな「ジャックナイツ」モンスターをサーチ。この時点で「ジャックナイツ」の特殊召喚条件が整った列が存在していれば、『星遺物の機憶』発動から即座にアタッカーの供給を可能とします。
その場合、デッキからリクルートした際には効果を活かせない『蒼穹の機界騎士』も一度手札に加わる事で、盤面次第では更に後続の「ジャックナイツ」を獲得できる見込みが出てきます。
※一応『星遺物の機憶』は手札からも特殊召喚可能な為、そちらの方法を選択した場合は『蒼穹の機界騎士』の能力も相手フィールド次第で即有効化します。


仮に『星遺物の機憶』の効果によって『紫宵の機界騎士』をリクルートしていた場合、自身の能力では1ターンに1度しか特殊召喚を行えない「ジャックナイツ」モンスターの性質を掻い潜り、『紫宵の機界騎士』の2体目も場に送り出す事ができます。


『紫宵の機界騎士』の「ジャックナイツ」モンスターを除外して「ジャックナイツ」モンスターをサーチする効果(2)に関しても、名称括りで1ターンに1度の制限が課せられていますが、こちらも相手ターン中の発動が可能な能力である為複数体フィールド送り出しておく事で自身を相手ターン中は逃しつつ、デッキの「ジャックナイツ」をかき集める事で、攻め手を絶やさない高打点のビートダウンも望めましょう。


その上、如何に高レベルの「ジャックナイツ」であろうと条件も無く容易に場へ送り出せる『星遺物の機憶』の登場により、最も恩恵を受けるのが「ジャックナイツ」のリンクモンスター『星痕の機界騎士』でしょう。








先述もしましたが「ジャックナイツ」モンスターは基本縦の列に2枚以上のカードが存在する列のメインモンスターゾーンに特殊召喚する共通の能力を以てフィールドに並べていく事になる為、自分フィールドだけでこれを達成するには「エクストラモンスターゾーン」と「魔法・罠ゾーン」をキッチリ使用しなければならず、相手フィールドへの依存度も高く、蘇生等を絡めでもしなければ安定して3体以上の「ジャックナイツ」モンスターを場に並べるのが容易ではないことは明白でしょう。
テーマ初出《エクストリーム・フォース》時点ではその傾向が強かったものの、後に《フレイムズ・オブ・デストラクション》にて下級の通常モンスター『機界騎士アヴラム』登場した事で、現在は『レスキューラビット』等の択も取れるようになっています。



また、『星遺物の機憶』でリクルートしたモンスターはエンドフェイズ時に手札に戻る為、『紫宵の機界騎士』の能力によって一度除外する。もしくはリンク素材として、リクルートした「ジャックナイツ」モンスターを使用する事で『星遺物の機憶』1枚分のモンスターをアクティブな状態で場に残しターンを終える事が可能となります。
とは言え、『星遺物の機憶』の発動後はそのターン中「ジャックナイツ」以外のモンスターを特殊召喚不可とされてしまう為、リンクを行うならば『星痕の機界騎士』に向かう他ありません。
特殊召喚に関するデメリットは『星遺物の機憶』の発動後に適用される為、相手フィールドを有効に利用する事が可能な事から、比較的高い頻度でセット投入される傾向にある「壊獣」も発動前に先に出してしまえば問題なく共存可能でしょうから既存のベーシックな形に取り入れるだけでも充分な活躍が見込めます。



『星遺物の機憶』の登場によってこれまで以上に「ジャックナイツ」モンスターを並べる事が容易となり、強力な耐性と展開能力を併せ持つ『星痕の機界騎士』の早期擁立も実現可能な域に到達しつつあります。
これに伴い「ジャックナイツ」系統の構築も、より一層幅広く検討できるようになります。
今後の伸び代も含め非常に期待が持てるテーマ強化となりそうです。














1 件のコメント:

  1. 皆さんと分かち合ってくれてありがとうございます。私はあなたについてすべてを知っています。 それは素晴らしく素晴らしいです。
    การดูแลตัวเองหลังคลอด

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