《サーキット・ブレイク》発売
ついに《サーキット・ブレイク》発売とあって。早速新規カードを取り入れたデッキがいくつか出回っていますね。
そんな中でも期待の大きい『亡龍の戦慄-デストルドー』を採用した【ユニオンABC】。
既に環境の前線に位置するデッキの強化とあって、プレイヤーの関心も強いですね。
新規カードによってどういった様相へと変化していくのか!
要点を挙げながら考えていきます。
『亡龍の戦慄-デストルドー』を採用する利点
ヘテムル提携
【ABCユニオン】自体が元々フィールド魔法が軸のデッキですから『竜の渓谷』の採用も可能で、そこを利用し『亡龍の戦慄-デストルドー』を墓地へ落としながらスタートしていく形。
『ABC-ドラゴン・バスター』へ向かうルートの増加が見込めますし、スタートカードの幅も広がります。
また、『亡龍の戦慄-デストルドー』を用いてシンクロする場合、基本的に狙うのは「レベル7」シンクロとなってきます。
即ち、「フィールド魔法」と好相性で、元々採用される傾向にあった『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』へと繋がるパターンが増えるという事になります。
「竜の渓谷」を用いて『亡龍の戦慄-デストルドー』へアクセスした場合
『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』のフィールド魔法入れ替え(サーチ)効果の種としての役割まで果たす事ができます。
これにより、【ABCユニオン】の核である『ユニオン格納庫』まで綺麗な流れで行き着く事ができます。
こう言った動きは様々なデッキで応用が利き、「フィールド魔法」主体のデッキにおけるパターンバリエーションがさらに豊富になります。
従来の構築からはかけ離れて行く?
ヘテムル
提携
これまで【ABCユニオン】は罠を大量に積み、罠ビートのプランを併用する事で様々な専用メタを潜り抜けるデッキでした。
しかし、『亡龍の戦慄-デストルド-ー』に特化した場合、「罠」を積むスペースを潰す形となってしまいます。
従来の罠ビートの戦術を取り入れつつ、『亡龍の戦慄-デストルドー』の爆発力を「活かす」。
そんな理想的な構築に行き着く事は出来るのでしょうか。
上位層のプレイヤーも一先ず【ABCユニオン】の構築思案に余念がないようで、既に完成系に近いものも生み出されているのかもしれません。
新規カードを武器に環境を支配するにまで至るのか?
しかし現存するデッキも精鋭ばかりです。
このまま拮抗した良環境へ突入するのか?
今後の環境の変化にも注目です!