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— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) March 7, 2018
2018年版『STARTER DECK』収録カード「トランスコード・トーカー」の情報を独占入手! #遊戯王 #VRAINShttps://t.co/DZbzLrYBTm pic.twitter.com/y0APQ5WLXB
トランスコード・トーカー
リンク・効果モンスターリンク3/地属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/右/下】
効果モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが相互リンク状態の場合、
このカード及び、このカードの相互リンク先のモンスターの攻撃力は500アップし、
相手の効果の対象にならない。
(2):「トランスコード・トーカー」以外の
自分の墓地のリンク3以下のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。
さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。
2018年3月24日発売。
衝撃の「新マスタールール」に加え、新たな召喚方法リンクシステムの導入に合わせた前作《STARTER DECK 2017》の発売から早くも1年が経過した事を告げる。
新たなスターターセットの発売に伴った情報が続々と公開されており、この度は《STARTER DECK 2018》のパッケージを飾る「サイバース族」新規リンクモンスターについての情報が、ご存知「遊戯王.jp」にて公開されました。
極少数ではあるものの過去の限定秘蔵レアカード(公式紹介ページはこちら)が封入されるとあって、そちらの注目度も非常に高い《STARTER DECK 2018》にて新たに登場する「コード・トーカー」の名を持つリンクモンスター『トランスコード・トーカー』。
今回はこちらの性能について見ていきましょう。
着々と種類を増やす、リンクモンスター群「コード・トーカー」にカテゴライズされており、素材指定の無いものから「サイバース族」に限定されるものまで存在し、効果を加味しても汎用的な運用が見込めるものもあります。
そんな「コード・トーカー」の新鋭『トランスコード・トーカー』成立に要するは効果モンスター2体以上。
「リンク3」である為、「リンク2」のモンスターを用いる場合を除けば基本的に3体の効果モンスターを素材として場に揃える必要があります。
その上「リンク3」は『トロイメア・ユニコーン』『トポロジック・トゥリスバエナ』等の汎用除去能力を備えるモンスターの存在があり、尚且つ成立に多少手間取る関係から、基本的にはエクストラデッキの枠を大きく割くことが難しい部類のポジションとなります。
一方で、リンクマーカーの向きが「上・下」に加えて「右」方向も示している点は「エクストラ・メイン」双方のモンスターゾーンに配置した際にも「相互リンク」等への有効な運用が見込めるといった「リンク」ならではの利点もあります。
これによって自身が備える「相互リンク」に関連した能力を活かすだけでなく、「相互リンク」が要となる各種「トロイメア」から『トライゲート・ウィザード』『ファイアウォール・ドラゴン』といった「相互リンク」を用いる展開の基礎として名を馳せ、現在でも大変強力とされるカード群の有効化に貢献する見込みもあります。
また、「サイバース族」で「コード・トーカー」に属するリンクモンスターである事から『サイバネット・ストーム』や『リコーデッド・アライブ』、『リミット・コード』といった限定的なサポートカードにも対応する為、そういった方向での運用も視野には入れておきたいところです。
自身が「相互リンク」の状況下で適用するステータス強化&耐性付与
(1):このカードが相互リンク状態の場合、
このカード及び、このカードの相互リンク先のモンスターの攻撃力は500アップし、
相手の効果の対象にならない。
自身が「相互リンク」状態に適用する能力で、自身と「相互リンク」先のリンクモンスターの攻撃力を「500」ポイント強化し、更には相手の効果に対して対象選択不可の耐性を付与します。
同じく「コード・トーカー」に属する『エクスコード・トーカー』が類似した能力を備えているものの、強化するのはリンク先のモンスターに限り、耐性についても直接的な効果破壊に対するものとなっています。
自身をも強化する点は『トランスコード・トーカー』が勝るも、「相互リンク」状態でなければ適用されないといった面ではこちらの方が限定的且つ、成立にも多少手間取る事となります。
また、前述した様に自身のリンクマーカーの示す方向が「相互リンク」の成立に利用し易い点は、当能力の有効化を図るに大きな利点となる一方で「上」方向に向いたマーカーが相手モンスターと「相互リンク」状態となる可能性を孕んでおり、加えて効果(1)による強化が「相互リンク」状態であれば相手モンスターにも適用される能力である為、『トランスコード・トーカー』限った話ではありませんが、配置には一層気を配っておく必要がありそうです。
「サイバース族」リンクモンスターを自身のリンク先へと蘇生
(2):「トランスコード・トーカー」以外の
自分の墓地のリンク3以下のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。
同名以外で、自分の墓地に存在する「リンク3」以下の「サイバース族」リンクモンスター1体を対象として発動する起動効果で、これによりそのモンスターを自身のリンク先に特殊召喚する事が可能。
蘇生させるリンクモンスターが持つマーカーの向き次第では、即座に効果(1)によるステータス強化および耐性の付与が適用可能となる上、蘇生させたリンクモンスターを用いて更なる高リンクモンスターへと繋ぐといった展開にも持ち込めます。
蘇生させたリンクモンスターに関しても効果の利用等制約は一切なく、配置次第では展開途中に使用した『トライゲート・ウィザード』辺りを後に蘇生させる事で、手堅い盤面の形成にも一役かってくれます。
「サイバース族」に限定される為、蘇生先はある程度限られますが、そういった部分の兼ね合いを考慮した「エクストラデッキ」の構成を取る事で、蘇生能力も最大限活かせるでしょう。
また、効果(2)を利用するにあたっては、そのターン中「サイバース族」以外の特殊召喚が不可となる為、頃来手軽な除去手段として用いられる各種「トロイメア」リンクとの共存はあまり芳しくありません。
その為、『トランスコード・トーカー』を「エクストラデッキ」へ組み込む際には、それ相応の採択が迫られることとなりましょう。
驚異的な汎用性を備える「トロイメア」の登場によりリンクを主としたデッキに於ける「エクストラデッキ」の多様性が蝕まれつつある昨今。
有用なリンクモンスターの蘇生能力を備える『トランスコード・トーカー』の運用に際しては「エクストラデッキ」を多少なりとも「サイバース族」に寄せる必要があり、「エクストラデッキ」の新たな選択肢としてはなかなかに面白いカードです。
一方で、「エクストラデッキ」に限らずメインデッキのモンスターも含めて「サイバース族」を軸にリンク展開を行う必要がある為、効果(2)の蘇生効果まで活かすとなれば必然的に利用できるデッキの選択肢が絞られてしまう。
といった多様性に乏しい一面もありますが、元より「サイバース族」を主としたデッキ限っては、そちらに寄せる利点が増し、他の汎用リンクデッキとの差別化を図る要素としては期待が持てます。
今後の「サイバース族」括りでの更なる発展を予感させる新規リンクモンスターとなっています。
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