2018年2月18日日曜日

【 #遊戯王 『悪魔嬢リリス』】複数の「ウイルス」に対応し、あらゆる「通常罠」へのアプローチを成す悪魔。














悪魔嬢あくまじょうリリス

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。



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2018年3月10日発売の「ストラクチャーデッキR」シリーズ最新セット《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》に収録される新規の「悪魔族」モンスター。


「レベル3」としては驚異的な「ATK/2000」という数値を備えるものの「DEF/ 0」である為、『黒き森のウィッチ』からサーチ可能であり、その他にも「悪魔族」をサポートするカード群。『魔サイの戦士』によってデッキから墓地へ送る事や、『魔界発現世行きデスガイド』からのリクルートにも対応するなど、公開領域へ引っ張り出す手段は比較的豊富に備える部類となります。



加えて蘇生等の制限も無く、『悪夢再び』といった限定的なサルベージ範囲にも含まれ、多方面からの再利用を図る事もできます。



とはいえ、「召喚」した際には自身の能力によって、ステータスを下級相応に矯正されてしまう為、それを考慮した運用を目指す。もしくは弱体化自体を利用するなど、一工夫加える事で本来デメリットとして扱うべき能力をも有効化していきたいところです。







ステータスの変化によって生じる利点


(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。


例外を除き、表側攻撃表示で通常召喚を行う「召喚」によってフィールドに呼び出した『悪魔嬢リリス』は、自身が備える高ステータスを活かす事がかなわず、表記されている攻撃力の数値から半減する形となります。


これでは、アタッカーとしての運用は到底望めるものではなく、「リンク」や「エクシーズ」等の素材に利用するにしてもその後のリターンが得られるわけでもない為、あまり得策とはいえません。


『禁じられた聖杯』や『スキルドレイン』等を用いる事で「召喚」した上でもアタッカーとしての運用が望めるものの、そういった用途であればその系統に於いて代表的とも言える『神獣王バルバロス』などの所謂妥協召喚が可能なモンスター群との併用を目指してしまう方が、より強力なステータスのモンスターを手懐けられます。









「召喚」以外の方法、特殊召喚によって呼び出す事ができれば、テキスト通りそのまま「ATK/2000」として利用可能となる点も利用機会の見込めるアクションではありますが、「レベル3」である『悪魔嬢リリス』に関しては「セット」を介することでステータスの弱体化を免れる事も可能となり、そちらを狙う方がより手軽な手段となります。


かつて、妥協召喚モンスターの祖とも言うべきモンスター『可変機獣 ガンナードラゴン』が同様に「セット」を介した運用が成されていた時期もあり、こちらはその制約により反転後もステータスの変動は免れませんでしたが、「セット」状態では素のステータスを維持する性質を利用し、度々メタカードとして使用される「ウイルス」カードの手軽な媒体として利用されていました(後に登場した新「ウイルス」にも対応)。









それとは少し異なり、『悪魔嬢リリス』は「通常召喚(セットも含む)」ではなく「召喚」された際にのみ適用されるため、一度「セット」した後に反転召喚した場合にはデメリットが適用されず、当然「セット」状態では素のステータス「ATK/2000」として扱う為、丁度よくそのステータス以上のモンスターを媒体に発動可能となる「ウイルス」カード。『魔のデッキ破壊ウイルス』の発動にも一役買ってくれます。



一方、「召喚」する事でステータスが半減する能力をあえて適用した場合は『死のデッキ破壊ウイルス』の媒体として利用出来るようになるなど、相手のデッキタイプや状況次第でステータスの弱体化をも有効利用が見込め、デメリットとも言うべき効果(1)ではあるものの、工夫次第では「闇属性」モンスター『悪魔嬢リリス』の活用範囲を広げる事にも繋がる能力でもあります。



また、複数の「ウイルス」カードの媒体となり得る『悪魔嬢リリス』はそれら「罠」カード自体へのアクセスも見込める大変有用な効果(2)を備え、《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》にて登場する新規カードとの相性も大変良好なものとなっています。







自分フィールドの「闇属性」モンスターをリリースする事でデッキから「通常罠」をセット


(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。


自分フィールドの「闇属性」モンスター1体をリリースする事で、デッキから「通常罠」カードを3枚選択し、その中からランダムに1枚自分フィールドにセット、残りはデッキに戻す。
「通常罠」であればテーマ専用サポートから汎用カードまで広く対応しています。


選択した3枚からセットされるものはランダムに選び出されるものの、種類に関する規定はない為、3枚採用しているカードであれば全て見せることで、確実にセットすることも可能。


『激流葬』や『聖なるバリア-ミラーフォース-』等の一時規制を受けていた代表的な全体除去「罠」カードに関しても現在(2018/01/01〜リミットレギュレーション)は無制限となっており、これらを確実に構えられます。



当能力の起動に際して必要となる「闇属性」モンスターのリリースについては『悪魔嬢リリス』自身をコストとして発動する事も可能な為効果の発動自体は容易で、円滑なデッキ内の「通常罠」へのアクセスを実現します。
加えて、相手ターンにも発動可能なフリーチェーンの効果である為、「カウンター罠」等を除いたスペルスピード2以下の妨害を避けつつ能力の発動まで至る事が出来ます。







フリーチェーンの能力である点は、同じく《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》にて登場する新規の「フィールド魔法」カード『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』と併用する事で以下の効果が適用され、より効果の高い能力となり得ます。


  • フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
  • 1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。

これによって、『悪魔嬢リリス』の能力をリリースによる相手モンスターへの除去として利用する事も可能となり、単体機能よりも更に有効な働きが望めます。


闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-

フィールド魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。

しかし、双方を揃え、維持する必要がある上にどちらも公開領域に存在する為、対策を講じやすいなど、妨害としては粗も目立ちます。
また、相手ターン中に当能力を利用した場合、基本的にセットされたターンにその「罠」カードは発動不可能となる性質上、そちらの機能が見込めない点も、噛み合わせが良いとは言い難いです。


ですが、『悪魔嬢リリス』自体の能力は1ターンに1度使用できる為、維持する事で毎ターン「通常罠」へのアプローチを図り、常に妨害リソースの補填な見込めます。その点、相手のモンスターを退けながら能力起動に必要なコストを供給できる『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』との併用は理想的な運用と言えるのかもしれません。







また、当能力はサーチ等を行うものではなくデッキからセットする行為となり、これ「対しては、昨今の汎用妨害カード筆頭。所謂「手札誘発」に分類される『灰流うらら』の対応範囲からは外れており、主流の妨害手段に怯える心配がない点は運用する上で重要なポイントとも言えます。



また、アクセス先の「罠」には汎用妨害のみならず、「インフェルノイド」の『煉獄の狂宴』や「ギアギア」の『ギアギアギア』等、1枚から複数体のモンスターを展開可能なテーマ専用サポートの存在もあり、こういったカードへのアクセス手段としての利用も視野には入って来るでしょうか。



これについては召喚権を『悪魔嬢リリス』に割けるかどうかが少なからず争点となりそうです。


ステータスの変化によって複数の「ウイルス」カードへ対応し、《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》のカードと併せる事で能力の幅を大きく広げた運用も見込める上に、単一でも十分な機能が備わった大変有望なカードと言えるでしょう。


















1 件のコメント:

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