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Vジャンプ4月特大号掲載記事:第3回
『ストラクチャーデッキR -闇黒の呪縛-』のカードを公開!!
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闇黒の魔王ディアボロス
効果モンスター星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。
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2018年3月10日発売の「ストラクチャーデッキR」シリーズ最新セット《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》に収録される新規モンスターであり、その元となった《ストラクチャーデッキ-暗闇の呪縛-》の看板『魔王ディアボロス』のリメイクモンスター。
「レベル8」の「闇属性」、加えて「ドラゴン族」である為『闇の誘惑』『トレード・イン』等のドローソースに対応する他、『竜の渓谷』『竜の霊廟』から墓地へ送るパターンなどからもアクセス可能な上、「レベル7・8」の「ドラゴン族」専用蘇生カードで、墓地に存在する際には「ドラゴン族」の破壊を肩代わりする効果も備える『復活の福音』による蘇生も可能。
また、『竜の渓谷』『竜の霊廟』等のデッキから墓地へ送るアプローチ手段は、『闇黒の魔王ディアボロス』自身の能力に蘇生が備わっている点が活きる見込みも十分にあり、円滑な運用を目指す上ではこういったアクセスルートについても一考の価値はありそうです。
自分フィールドの「闇属性」モンスターがリリースされた際に反応する効果(1)
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
「レベル8」の『闇黒の魔王ディアボロス』を通常召喚するとなれば2体のリリースを要する最上級のアドバンス召喚を行う必要がありますが、当能力により自分フィールドの「闇属性」モンスターが何らかの形でリリースされた際に自身を特殊召喚可能となります。
単体で成立可能とはいきませんが、本来であれば2体のリリースを要するところが1体で済む上、手札だけでなく墓地からも発動可能となる為、先に挙げた『トレード・イン』による手札入れ替えのコストとしての運用や、『竜の渓谷』辺りから直接墓地に落としておく事で「闇属性」モンスターのリリースに備え、成立の機会をうかがえます。
肝心の「闇属性」モンスターのリリースについては、同《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》新規収録のモンスター『悪魔嬢リリス』が単体で「通常罠」へのアプローチを成す過程で行う他、『ジュラゲド』や『リンクリボー』など、汎用的な効果を持ったカード群を用いる事でも達成が見込め、当然リリースの基本となるアドバンス召喚や、フィールドからリリースした場合に限られるものの「儀式」召喚を行う際も『闇黒の魔王ディアボロス』成立の引き金となり得ます。
また、自分フィールドの「闇属性」モンスターに対して、相手が「壊獣」の様にリリースを用いた除去を投じた際にもトリガーとなる為、「闇属性」を多く扱う上ではそういった除去手段への牽制役として睨みを効かせてくれます。
自分フィールドの「闇属性」モンスターがリリースされれば様々なタイミングでフィールドに呼び出す事が可能な為、各種「ウイルス」カードの発動や、『闇黒の魔王ディアボロス』へのアクセスも兼任可能な『終末の騎士』を用い『BF-隠れ蓑のスチーム』を墓地へ落とす事でも、即座に「闇属性」モンスターのリリースする機会を作り出せます。
一見手間のかかる「闇属性」モンスターのリリースですが、その行為自体の枠が広く多角的なアプローチが見込める条件となっています。
「壊獣」をも寄せ付けぬ耐性
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
「闇属性」のリリースに反応して特殊召喚可能な『闇黒の魔王ディアボロス』は相手からのリリースによる除去は受け付けず、あらゆる効果の対象にも選択されない耐性を備えます。
昨今の耐性持ちモンスター等への対処係を一手に引き受けるご存知「壊獣」。
これらを用いる除去を許さず、戦闘面では「ATK/3000」を武器とし、さらには効果対象に選択されない。比較的強固なモンスターと言えます。
頃来、「リンク」を用いるデッキが主な除去手段として搭載する『トロイメア・ケルベロス』『トロイメア・ユニコーン』に除去されない点も、高打点と相まってある程度の場持ちが期待できる性能となります。
一方で、そういったモンスターへの対策として対象を取らない『ヴァレルロード・ドラゴン』や『星杯戦士ニンギルス』といった手段を搭載している場合も多く、対象を取らない全体除去カード『ブラック・ホール』『激流葬』が無制限である以上、過信は禁物である事もまた事実。
とは言え、一旦場を離れたとしても再び三度「闇属性」モンスターを何らかの形でリリースする事で墓地から舞い戻る事が可能な点は、耐性を持つモンスターでありながら、無理に維持する事も無い。ある種最上級の耐性とも呼べる能力を併せ持っています。
とはいえ、先程挙げた『ヴァレルロード・ドラゴン』の場合、コントロールを一時的に奪取されてしまう為、再度場に呼び出すタイミングが遅れ、ライフを大きく取られる可能性が高く、一般的な汎用カードの中でも一際相性の悪いリンクモンスターと言えるかもしれません。
尚、相手からのリリースは受け付けない『闇黒の魔王ディアボロス』ですが、自分はその範囲に含まれない為、高ステータスを利用した各種「ウイルス」カードの媒体としては問題なく利用可能です。
自身が手札・墓地に存在している状況下でリリースを行う必要がある為、『闇黒の魔王ディアボロス』自身のリリースをトリガーとし、そのタイミングでコストとなった『闇黒の魔王ディアボロス』の蘇生は不可能となりますが、再利用が見込めるモンスターは「ウイルス」の媒体として有用である為、構築の際はその候補としての検討もできるモンスターであることは確かです。
「闇属性」モンスターをリリースする事で発動するハンデス効果
(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。
成立後は屈強なステータスと耐性によってある程度の戦線維持が見込める『闇黒の魔王ディアボロス』は、フィールドに居座る事で「闇属性」モンスターを媒体に、毎ターン相手の手札に干渉する能力を備えています。
相手視点からは『闇黒の魔王ディアボロス』を放置すれば手札の有効札を根こそぎ狩られる危険がある為、早急な対応を迫られる事となりますが、ステータスと耐性がそれを阻みます。
しかし、『闇黒の魔王ディアボロス』を扱う側としても、コストとなる「闇属性」モンスターの供給や、相手の手札に干渉可能とはいえ効果処理の際にデッキの「上・下」から戻すカードまでもが相手に選択権がある為、毎度有効に働くとも考えられず、発動のタイミングもなかなか難しい能力となります。
自身もコストとして利用可能な為、コスト面の問題は墓地にもう1体『闇黒の魔王ディアボロス』を落としておき、双方をトリガーとして機能させる事で毎ターンコストの確保が可能となります。
また、《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》の新規「フィールド魔法」カード『闇黒世界-シャドウ・ディストピア-』と併用する事で、状況次第では相手のフィールドからコストを捻出してしまうという手もあります。
闇黒世界-シャドウ・ディストピア-
フィールド魔法(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。
コンボ性が高く、リスクもありますが除去も兼ねるハンデスが有効となる局面は多いでしょう。
ですが、長期的なハンデスを目指すならば、やはり『闇黒の魔王ディアボロス』を2枚用意してしまうのが最も手軽な方法なのかもしれません。
一方で墓地メタを兼ねる「手札誘発」対策として『墓穴の指名者』が流行している点は『闇黒の魔王ディアボロス』にとって芳しくない現状と言えます。
軸に据えるとなればそういった部分の兼ね合いも考慮しつつの運用が求められていく事でしょう。
メタとの兼ね合いに関しては挙げればきりがありませんが、単体性能として《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》のパッケージを飾る『闇黒の魔王ディアボロス』は、容易な成立手段と強固な耐性、加えてハンデスまで備える。最上級レベルに相応しい強力なモンスターと言えます。
『悪魔嬢リリス』共々、今後が非常に楽しみなカード達です。
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