コード・トーカー
リンク・効果モンスターリンク2/闇属性/サイバース族/攻1300
【リンクマーカー:上/下】
効果モンスター2体
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
(2):このカードのリンク先にモンスターが存在する限り、
このカードは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
9月9日。《エクストパック2017》の発売と合わせ、指定の店舗で無料配布されたカード。
海外先行カードを収録した「ブースター」とはいえ、新弾の購入特典としなかった点は、低年齢層の新規プレイヤー参入を狙っての事でしょうか。
しかし、実際はどの層を中心に配布されたのか気になるところではあります。
何せカード自体の性能が実戦レベル。
デッキによっては必須級である事から、「少しでも多く確保を…」と乗り出す方も多数いらっしゃったのではないでしょうか。
幸いにも、配布回数は事前に2回と設定されており、今回逃してしまった方も次回「2017年9月23日 (土)」に希望は残っています。
さて、配布形態についてのお話はこれくらいにして、ここからは汎用リンクモンスターとしての『コード・トーカー』の実性能について書いていきます。
遂に登場。
実質素材条件無し、下向きマーカーを備えた「リンクモンスター」
これまで、「リンク2」で下方向にマーカーの向いた「リンクモンスター」はごく僅かで、「属性」や「種族」の素材指定を設けられたものばかりでした。
その中で最も条件が緩く、様々なデッキでの運用を可能とされているのが『アカシック・マジシャン』です。
しかし、『アカシック・マジシャン』は「リンク召喚」時にリンク先のモンスターを手札に戻してしまう効果があるため、現在「リンク」要素が目指す展開として代表的なものとなるのは『ファイアウォール・ドラゴン』『トライゲート・ウィザード』を用いた複数の「相互リンク」であり、その展開に際しては『アカシック・マジシャン』のバウンスが妨げとなる場合も多々あります。
加えて、緩いとはいえ素材の指定も関係して、どうにも扱い辛いカードなっていました。
しかし、この度、遂に登場した「効果モンスター2体」という条件としては"ほぼ無い"に等しい程の緩い条件から成る下向きマーカーの「リンクモンスター」。
「トークン」等「通常モンスター」を素材とする事は出来ないものの、縦方向の『コード・トーカー』。
素材は「モンスター2体」と縛りの無い横向きマーカーを有した超汎用カード『プロキシー・ドラゴン』。
この2種は当分の間、「エクストラデッキ」を扱うデッキでは必須となっていくかもしれません。お手軽すぎます。
素材の緩い「リンクモンスター」としての評価ばかりに目が向きがちなカードですが、実能力自体も非常に優秀です。
「リンク」先のカードの有無、枚数次第で自身を強化
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
自身の攻撃力を強化する効果(1)は、同じく【コード・トーカー】にカテゴライズされている『デコード・トーカー』も同様のパンプアップ効果を有しています。
「リンク」3で自分フィールド側に2つマーカーが向いている『デコード・トーカー』と比較すると、どうしても攻撃力の上昇値は劣る形となりますが、「リンク」数の違いによるところですので仕方のない部分です。
『コード・トーカー』の場合でも、「リンク」先にモンスターを展開しておく事で「ATK/1800」。
相手フィールド側のリンク先に『壊獣』等を送りつける事で「ATK/2300」。
その気になれば、こちら側から打点のコントロールをする事も不可能ではありません。
単純に相手が「エクストラモンスターゾーン」と同列にモンスターを召喚していた場合は、何の気なしに最高打点まで上昇可能です。
この様に、自身の打点を強化する事を加味すると、展開の一環として場に送り出すには充分すぎるステータスとなります。
それに加え、さらに自身を強固とする効果(2)。
(2):このカードのリンク先にモンスターが存在する限り、
このカードは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
効果(2)に関しては、相手側のフィールドに依存する事なく、リンク先にモンスターが1体でも存在すれば得られることとなります。
それにしても強力な耐性能力。
先にも挙げた「リンク」2の代表格『プロキシー・ドラゴン』が自軍全体を破壊から守る能力を備えていますが、リンク先のカードを墓地に送る必要があります。
対して『コード・トーカー』は自身にしか耐性を付与できませんが、コスト等は不要で、相手ターンを跨いだ上での戦線維持の可能性を高めます。
【ユニオンABC】であれば『ABC-ドラゴン・バスター』。
「リンク」を多用するデッキであれば『トライゲート・ウィザード』『ファイアウォール・ドラゴン』。
他にも『召喚獣メルカバー』や『真竜皇V.F.D』等リンク先に立てるものが強力であればあるほど、『コード・トーカー』を処理するハードルも上がります。
場を維持した状態でターンを跨ぐ事ができれば、返しのターンでそのまま押し切るプランを立て易くなり、勝ちへの筋道が明確化されていきます。
『コード・トーカー』の登場は、単純に手軽な「ランク」2というに留まらず、様々なデッキに影響を与えていくのかもしれません。
当分は所持しておきたいカードの1枚となります!
貴重な汎用リンク2『コード・トーカー』※2回目の配布もあるようです https://t.co/jAk8LvU9Hy
— mashcat@Yu-Gi-Oh! (@yugi_kenja) September 10, 2017
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