2017年1月28日土曜日

【遊戯王】『バオバブーン』と【メタルフォーゼ】の相性は抜群








カラーミーショップ


ヘテムル


バオバブーン

効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻1200/守1000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「バオバブーン」を任意の数だけ特殊召喚する。

そのイラストからは想像も付かぬ程のパワーを秘めた1枚です。

まず、注目すべきは「闇属性」「植物族」という点でしょう。

植物族であるため、『ローンファイア・ブロッサム』によるリクルートが可能。


さらに闇属性として『闇の誘惑』のコスト(厳密にはコストではない)として用いる事もでき、自身の効果も相まって事故を引き起こすことは稀なのではないでしょうか。


今となってはなかなか使用機会は来ないとは思われますが、『ローンファイア・ブロッサム』からリクルート可能な『キラー・トマト』


こちらのリクルート効果にも『バオバブーン』は対応しています。
経由する事は滅多に起こらないと思いますが、いつか活きる環境が来るかもわかりません。(笑)


「属性・種族」これらだけでも十分優遇されていると感じますが、肝心の効果がこれまた凶悪なんですよね。

「(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。」

単純に手札交換をします。
類似効果持つ『エア・サーキュレーター』と違い、特殊召喚にも対応し、ドローした後で戻すカードを選定できるため、最終的に手札に残したいカードを選べる可能性はこちらの方が勝っています。

しかし、単体で見た際の「手札交換枚数」は『エア・サーキュレーター』に劣るため、一概に完全上位互換とは言えないのがデザイン的には大変良い事ですね。


(2)の効果の関係上、2枚目3枚目の『バオバブーン』はデッキに眠っていてもらなければなりません。
ですが、2枚被りまでなら片方の入れ替え効果でデッキに戻す事で条件を満たす事ができます。この点は本当に上手く作られています!


そして問題の効果(2)…
「(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「バオバブーン」を任意の数だけ特殊召喚する。」

自発的に破壊可能なカードとして運用しやすいもの



メタルフォーゼで破壊しながら手札交換…さらにそこからランク3という流れは実に自然で、不要な札を多数組み込まざるを得ない【メタルフォーゼ】というデッキに於いて、これ程相性の良いモンスターはそうそういません!

更には同時収録の『ドラゴニックD』による破壊も驚く程のシナジーを発揮します。
恐らく、そう利用されることを前提にデザインされているとは思いますが「これ程噛み合って良いのか」というレベルです。
『ドラゴニックD』は手札からも破壊可能なため、召喚権を利用せず
「サーチ+レベル3モンスター2体+2枚の手札交換」
2枚でこれだけの事をやってのけます。

さらに、現環境においてレベル3モンスター2体からのランク3…

『M.X-セイバー インヴォーカー』からの『十二獣モルモラット』…





お馴染みのパターンです。

この強展開を【真竜】パーツを回収しながら、もしくは【メタルフォーゼ】の基本となる動きの中に取り入れる事ができるのです。

勿論、手札誘発による妨害が直撃してしまう場合も多々あり「手がつけられないほど強い」というものではありません。

しかし、決まった際は『SRベイゴマックス』をも凌ぐのではないか…
というパワーを持ったカードであり細かな用途に違いはあれど、現存するランク3に繋がるカードの中では群を抜いています。


『SRベイゴマックス』はお手軽なランク3パターンでしたが、こちらは爆発力重視のランク3パターンといったところでしょうか。

こちらを取り入れたデッキが【純十二獣】を撃ち破り環境トップに躍り出る日も遠くない事でしょう。
今後の環境の変化に注目です!

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