2017年11月13日月曜日

『競闘-クロス・ディメンション』「古代の機械」サポートに加え「GX」ファンを魅了する1枚














競闘きょうとう-クロス・ディメンション

通常罠
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、
その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
(2):自分フィールドの、「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。









《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》にて登場した「古代の機械」のサポートを担う「罠カード」となっています。


「GX」世代にとって"熱い"1枚


イラストはフィールド魔法『摩天楼 -スカイスクレイパー-』をバックに『E・HEROフレイム・ウィングマン』と『古代の機械巨人』が向かい合う構図。



このシチュエーションからは、アニメ「GX」シリーズ中で、人気の高いデュエルとして挙げられる、「遊城十代」vs「クロノス・デ・メディチ」を連想させます。



また、各モンスターの傍らには「遊城 十代」「クロノス・デ・メディチ」らしき人物のシルエットも描かれており、アニメ「GX」に親しんだ世代のプレイヤーにとっては、イラストだけでも充足感を得られる1枚となっているのではないでしょうか。







「アンティーク・ギア」モンスターをあらゆる脅威からエスケープさせる


(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、
その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。


自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を次のスタンバイフェイズまで除外ゾーンへ逃がす事が主な役割となる『競闘きょうとう-クロス・ディメンション』。


加えて、帰還したターン中はそのモンスターの攻撃力を元々の倍の数値にまで引き上げ、元より高打点を売りとする「古代の機械」モンスターを更に強化します。


ただし、帰還するタイミングが「次のスタンバイフェイズ」であるため、自分のターン中に除外した場合は"相手ターン"のスタンバイフェイズに帰還する事となり、1ターン限定の攻撃力倍増を活かしきる事が出来ません。


運用に際しては、相手ターン中に飛ばし、自ターンのスタンバイフェイズに帰還させるよう心がける必要がありそうです。


《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》収録の新規カードにより、「融合」を行う機会の増加が予想される「古代の機械」。



苦労して行き着いた「融合モンスター」があっさり除去されぬよう、『競闘きょうとう-クロス・ディメンション』を併用し、除去等から退避させた後、圧倒的な火力で相手のライフを一気に叩き切る。
といったようなパワー重視のプランを狙っても良いですね。


下級モンスターでも、ある程度の打点を備える「古代の機械」ですから、それらを気軽に強化するのも一つの手ではあります。
とはいえ、やはり直接アドバンテージを得られるカードではない『競闘きょうとう-クロス・ディメンション』ですから、確実に戦闘面で有益となる場面での運用が理想です、
基本的には相手の除去に合わせてエスケープに成功した後、そのモンスターで戦闘破壊を達成して、漸く利を得られる。という事は留意しておかねばなりません。


「古代の機械」が誇る万能サーチャー『古代の機械飛竜』には非対応ですが、《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》で登場した新規カード『古代の機械素体』を用いる事でサーチが可能。
しかし、このサーチには手札コストを要する為、運用時のスタビリティについての向上は見込めるものの、ただで得られるわけではないため、有効的な運用には更に一手間かかる事になります。



とはいえ、複数採用せずとも随所で獲得に向かえるうえ、手広く「古代の機械」モンスターを強化できる点は評価できますね。







墓地でも活きる身代わり効果ですが…


(2):自分フィールドの、「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。



自分フィールドの『古代の機械巨人』『古代の機械巨人-アルティメット・パウンド』が「戦闘・効果」で破壊される際に、墓地から自身を除外する事でその破壊の身代わりとなる効果(2)ですが、いかんせん身代わりの範囲が『古代の機械巨人』『古代の機械巨人-アルティメット・パウンド』のみとなっており、これでは扱い辛いと言う他ありません。


全体的に優秀な駒が揃ってきている昨今の「古代の機械」事情を鑑みると、必ずしもそれらを場に送り出す訳ではないため、効果(1)に付随するおまけ程度に捉えておいた方が良さそうです。


もちろん、活用するに越した事はありませんが…


また、前項で挙げた『古代の機械素体』によりサーチが成せるのは、当効果(2)によるところがあり、そういった面では『競闘きょうとう-クロス・ディメンション』の価値を大きく引き上げているといえます。




「古代の機械」の長所を伸ばしつつ、欠点を補う。
加えて「GX」ファンを魅了するイラストを併せ持つ『競闘きょうとう-クロス・ディメンション』は《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》収録カード中、総合力の高さは随一といっても過言ではない、ファン必携の1枚です!









1 件のコメント:

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    viva9988 holiday

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