空牙団の剣士 ビート
効果モンスター星３/地属性/戦士族/攻1200/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分メインフェイズに発動できる。
手札から「空牙団の剣士 ビート」以外の「空牙団」モンスター１体を特殊召喚する。
(2)：このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドにこのカード以外の「空牙団」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「空牙団の剣士 ビート」以外の「空牙団」モンスター１体を手札に加える。
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2018年2月24日発売の《デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ》にて登場する新たなテーマ「空牙団」に属する下級モンスターのうちの1種。
「空牙団」の下級としてみても「ATK/DEF」の値は頼りないものの、特筆すべきはその種族。
「戦士族」であるがゆえに『増援』からのサーチや『戦士の生還』による容易なサルベージに対応。
また、素材となる「戦士族」を揃え、「装備魔法」を最低でも3種採用する必要はあるものの『聖騎士の追想 イゾルデ』を用いることでリクルートも可能。
「戦士族」2体を揃える事自体は『終末の騎士』から「幻影騎士団」ギミックを用いる『幻影騎士団シェード・ブリガンダイン 』の獲得や、特殊召喚が容易で様々なリンク等にも転用可能な『フォトン・スラッシャー』『ジャンク・フォワード』『切り込み隊長』など、並べ易いものもある程度揃っており、「空牙団」に於けるスターターとして、デッキの基盤ともなり得る『空牙団の剣士 ビート』へのアクセスに全力を注ぐ事も構築次第では可能となります。
当然、下級「空牙団」共通の能力、手札から同名以外の「空牙団」モンスターを特殊召喚する展開力を備えており、手札の「空牙団」モンスターをレベル等一切問わず(同名は例外)繰り出す事ができる下級「空牙団」の中でも、アプローチの手段に富む「戦士族」として『空牙団の剣士 ビート』への集中的なアクセスプランも一考の価値はありそうです。
また、昨今の高速環境下ではテンポロスの可能性が否めないものの、維持さえ出来れば毎ターン「空牙団」をデッキから供給可能な専用の「フィールド魔法」の存在もあります。
飛竜艇－ファンドラ
フィールド魔法(1)：自分のドローフェイズのドロー前に発動できる。
このターン通常のドローを行う代わりに、デッキから「空牙団」モンスター１体を手札に加える。
(2)：自分フィールドに「空牙団」モンスターが５種類以上存在する場合、
フィールドゾーンのこのカードを墓地へ送って発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは０になる。
種族に恵まれ、豊富な「戦士族」サポートに対応し、下級「空牙団」共通の効果(1)による展開達成への多大な貢献も見込めます。
更には、下級「空牙団」モンスター各々が異なる性質を持つ固有の能力として備える効果(2)を以て、数ある「空牙団」の中から状況に応じて任意のモンスターへのアクセスを可能とし、盤面の適正化を図るにも『空牙団の剣士 ビート』はひと役買ってくれることでしょう。
『空牙団の剣士 ビート』の固有能力
(2)：このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドにこのカード以外の「空牙団」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「空牙団の剣士 ビート」以外の「空牙団」モンスター１体を手札に加える。
各種下級「空牙団」が共通の効果(1)と共に、同様の発動条件を以て発する固有の能力として備えるのがこちらの効果(2)となります。
場に干渉する能力を持つ『空牙団の撃手 ドンパ』『空牙団の飛哨 リコン』とは異なり、『空牙団の剣士 ビート』が備えるは、盤面の強化にも繋がる後続の確保。
「空牙団」モンスターのサーチです。
発動条件となるこのカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドにこのカード以外の「空牙団」モンスターが特殊召喚された場合という点も、各種下級「空牙団」モンスター自身の備える効果(1)による展開の過程で達成可能な上、後続を確保する『空牙団の剣士 ビート』の場合
『空牙団の剣士 ビート』効果(2)の起動に際して効果(1)により同名以外の下級「空牙団」を手札から特殊召喚。
これにより『空牙団の剣士 ビート』の効果(2)を発動、任意の「空牙団」モンスターをサーチ。
その後『空牙団の剣士 ビート』の効果(1)で呼び出した下級「空牙団」モンスターの効果(1)を起動し、サーチした「空牙団」モンスターを即座にフィールドに展開。
といったような流れで『空牙団の剣士 ビート』を絡める事で「空牙団」の基本展開を1体分の増強を図ることも可能となります。
また、上記の手順の様に下級「空牙団」モンスターを挟んだ場合、その下級「空牙団」が備える固有能力の活用にも繋がり、更なるアドバンテージの獲得も望めます。
最終的に場に送り出すことが可能な『空牙団の剣士 ビート』でサーチする「空牙団」モンスターに、自身が特殊召喚された際に効果を発揮する最上級・上級の「空牙団」モンスターを選定しておけば、3体分余すところなく「空牙団」の能力を起動してゆけます。
加えて、高レベルの「空牙団」モンスターには、モンスター効果・魔法・罠への妨害や他の「空牙団」モンスターを効果対象選択不可とする耐性付与など、システムモンスターとしての役割も兼ね備えており、それらを状況に合わせて選抜できる点は『空牙団の剣士 ビート』最大の利点と言えます。
空牙団の英雄 ラファール
効果モンスター星８/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「空牙団の英雄 ラファール」以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターの種類の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中のカード１枚を選んで手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。
(2)：相手がモンスターの効果を発動した時、
手札から「空牙団」カード１枚を捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
空牙団の叡智 ウィズ
効果モンスター星７/水属性/魔法使い族/攻1600/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「空牙団の叡智 ウィズ」以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターの種類×５００ＬＰ回復する。
(2)：相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、
手札から「空牙団」カード１枚を捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
空牙団の孤高 サジータ
効果モンスター星５/風属性/鳥獣族/攻1200/守2400
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「空牙団の孤高 サジータ」以外の自分フィールドの
「空牙団」モンスターの種類×５００ダメージを相手に与える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターを効果の対象にできない。
下級「空牙団」として展開の起点となりつつ、展開の強化にも繋がる後続の確保までこなす『空牙団の剣士 ビート』は「空牙団」の安定と対応力向上には必要不可欠な存在。
新テーマ「空牙団」の柱ともなり得るモンスターの1枚です。
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