太陽電池メン
効果モンスター星4/光属性/雷族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
(3):自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。
2018年1月13日発売予定の新エキスパンション《フレイムズ・オブ・デストラクション》にて登場する新たな「電池メン」。
召喚・特殊召喚された場合にデッキから「雷族」モンスターを墓地へ送る能力を有し、「電池メン」のみならず「雷族」全般のサポートとしても有望。
また、サポートする側である自身も、『サンダー・シーホース』に対応するステータスとなっており、その類のサポートから恩恵を受けられる点も見逃せません。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。
肝要となる「電池メン」においては『充電器』『携帯型バッテリー』の蘇生先確保、『急速充電器』『バッテリーリサイクル』によるサルベージ、除去に特化した『電池メン-業務用』の召喚コストから効果起動の補助まで、多角的な貢献が期待できます。
また、『太陽電池メン』の能力によって蘇生先の「電池メン(雷族)」モンスターを確保、その後『充電器』等で「電池メン(雷族)」モンスターの蘇生まで漕ぎ着く事が叶えば、それに自身の効果(2)が反応し、自分フィールドに「電池メントークン」を生成。
これにより、「電池メン」の中軸ともなり得るカードのサポート役をも担う事ができます。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この様に、『太陽電池メン』がモンスターゾーンに存在する状況下に「雷族」モンスターを召喚・特殊召喚するだけで「レベル1」の「電池メントークン」の生成を成します。
当能力の誘発に成功した場合、自動的に自分フィールドに「電池メン」モンスターが2体存在する状態となる為、即座に『燃料電池メン』の特殊召喚条件を満たす事となり、その後のビートダウンや除去能力の活用に繋がります。
『燃料電池メン』の効果起動に必要なリリース用の「電池メン」モンスターを「トークン」で賄う事も可能。
また、「トークン」生成能力のトリガーに「電池メン」モンスターを用いた場合、生成した「トークン」を含めフィールドに3体の「電池メン」モンスターを揃えられる事から、『漏電』の発動条件を満たし、それによって相手フィールド全体に影響を及ぼす除去を行うことも出来ます。
その上、生成されるのが「レベル1」のトークンという事で、「電池メン」としての役割を終えれば『リンクリボー』や『リンク・スパイダー』等の「リンク1」モンスターや、その他のモンスターも交えたリンク召喚の糧としても無駄なく運用していけます。
「雷族・光・星1・攻/守0」と、本来戦闘には向かないステータスである「電池メントークン」も、「リンク」を用いる事で、その役割をも果たす事が可能となり、「電池メン」の得意とする高打点の「電池メンモンスターによる押し込みへの足しにもなります。
効果(1)により、ゲームメイクに必要な「電池メン(雷族)」へのアクセスを助け、効果(2)のトークン生成により「電池メン」モンスターの供給を図り、後続の展開への布石としても貢献が見込める優秀な能力を備える「電池メン」モンスター。
これらに加え、自分のフィールド・墓地に存在する「電池メン」のカード名をコピーし、名称指定のある「電池メン」カードのサポートをもこなします。
「電池メン」モンスターの名称をコピーし、名称指定の能力をサポート。
(3):自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。
デッキから任意の「電池メン」モンスターを墓地へ送ることが可能な効果(1)と併用する事により、当能力が活きる局面は容易に作り出すことが出来るでしょう。
自分フィールドの同名カードの表示形式を参照し、1体につき自分フィールドの「機械族」モンスターのステータスを強化する『電池メン-単二型』。
自分フィールド上の「電池メン-単二型」が全て攻撃表示だった場合、
「電池メン-単二型」1体につき自分フィールド上の
全ての機械族モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
自分フィールド上の「電池メン-単二型」が全て守備表示だった場合、
「電池メン-単二型」1体につき自分フィールド上の
全ての機械族モンスターの守備力は500ポイントアップする。
同様の条件で、自身のステータスを1000ポイントアップさせる『電池メン-単三型』。
自分フィールド上の「電池メン-単三型」が全て攻撃表示だった場合、
「電池メン-単三型」1体につきこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
自分フィールド上の「電池メン-単三型」が全て守備表示だった場合、
「電池メン-単三型」1体につきこのカードの守備力は1000ポイントアップする。
これらを『太陽電池メン』の効果(1)を用い、墓地へ送ることでコピー対象の確保を成しつつ、『充電器』等によって蘇生させる事で上記のモンスターの能力活用が円滑に行えます。
とはいえ、カード名をコピーするに止まる為、『電池メン-単三型』の場合はその恩恵を受ける事はありません。
あくまで『電池メン-単三型』へのアクセスと、その能力を伸ばす役割となります。
一方、『電池メン-単二型』であれば、『太陽電池メン』自身もその恩恵を賜る事となりますが、ステータスの上昇値に差がある為、どちらかといえば『電池メン-単三型』が優先されるでしょう。
また、アドバンス召喚の際、リリースに使用した「電池メン」モンスターの名称により、その能力を変化させる『超電磁稼動ボルテック・ドラゴン』の能力を状況に応じて自在に選択が可能となり得るものの、これについては発売後の裁定によるところが大きいです。
その上、同様に1体のリリースを要する「レベル5」の「電池メン」モンスター『充電池メン』の存在があり、召喚時に手札・デッキから同名以外の「電池メン」モンスターを呼び出せる能力も損失を抑えつつ、悪くない展開となります。
速度面に不安はあるものの、リバース時に「電池メン」モンスターのリクルートに加え、戦闘破壊された際には"1ドロー"まで付いてくる『電池メン-ボタン型』をセットしておき、相手ターンに戦闘破壊されると共に『電池メン-角型』をリクルート。
その際、『電池メン-角型』のサーチ能力を用いる事で『充電池メン』の場合は獲得可能。その上『電池メン-角型』が残ればアドバンス召喚への布石ともなるなど、「電池メン」である利点が非常に大きく、全体的なシナジーを考慮してもこちらの方が扱いやすく、自然な動きとして取り入れられます。
「電池メン」においては潤滑油としての活躍に期待
「雷族」全体への間接的なアプローチから、「雷族」モンスターの召喚・特殊召喚に反応するトークン生成による「雷族」括りの能力。
それらを含め、「電池メン」モンスターの名称コピーによる「電池メン」のサポートと、広い役割を持ち、デッキ構築に際してはデッキの潤滑油としてギミック全体のサポートを担う見込みもある『太陽電池メン』。
トップレベルには及ばずとも遊び甲斐のある優良テーマとして、こういった形で再びスポットライトが当たる事は大変に喜ばしい事です。
その他にも「雷族」で墓地からの蘇生が生命線となる『大狼雷鳴』などへのアクセス手段としても機能します。
頃来は、以前に増して過去テーマの救済にも力が入っているところを見ると、今後他のテーマの強化にも希望を持てます。
思い入れの強いテーマの強化を願いつつ、新環境について、のんびり思案していくとしましょう。
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