鎖龍蛇-スカルデット
リンク・効果モンスター
リンク4/地属性/ドラゴン族/攻2800
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
カード名が異なるモンスター2体以上
(1):このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
《エクストリーム・フォース》にて登場した新たな汎用「リンク4」モンスター。
リンク素材としたモンスターの数に応じて能力を発揮し、基本的には最大値となる4体の素材を用いたリンク召喚を狙う事となります。
大量展開からの連続リンクを主体とするデッキの着地点として、様々なデッキの採用が検討、または既に定着しつつあるタイプも存在します。
現在、環境上位を占める【SPYRAL】に於いても、先攻展開の着地点を『No.41 泥睡魔獣バグースカ』による封殺から、『鎖龍蛇-スカルデット』による妨害要素の獲得プランへとシフトしつつあります。
もちろん双方を採用した貪欲な構築も存在しているようで、まさに"構築は生き物"といった様相。
今後リンクデッキの中枢を担う性能を備える、非常に優秀なリンクモンスターとなっています。
多くの素材を必要とするうえでの制約
リンク素材の数に応じて能力を得られる『鎖龍蛇-スカルデット』。
可能な限り最大値となる"4体"以上の素材を用いたリンク召喚を狙いたい。
というのが当カードを運用するにあたり、定めるべき目標でしょう。
そのうえで、意識していればそれ程支障を来す事はない、といった程度の緩い素材指定が設けられています。
カード名が異なるモンスター2体以上
この制約により、素材"4体"を成立させるにはカード名が異なるモンスターを4体揃える必要があり、一見すると難易度は高いように思えますが実際は、トークン等をリンクモンスターへ変換、或いは【SPYRAL】であれば『SPYRAL-ジーニアス』の自己再生能力等を用いる事でも、モンスターの種類を稼げるため、予想以上に緩い条件となっています。
流行りの『BF-朧影のゴウフウ』や『トーチ・ゴーレム』等のトークン生成モンスターを活用すれば、多くの素材を用いるリンク召喚も比較的容易に達成可能となります。
また、素材数が4に満たない場合でもリンクマーカーの充実度から、そちらを優先した運用も視野に入ってきます。
エクストラモンスターゾーンへ配置する事で自分フィールドに3方向マーカーが向く点も高く評価できる優秀なリンクモンスターです。
リンク素材数に応じて得られる3種類の能力
(1):このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
2体以上を素材とする事で得られるリンク先のモンスターに対するパンプアップ効果。
上昇値は「300」と大した数値ではありませんが、3箇所にマーカーの向いたリンクモンスターに備わる副次的な能力としては決して侮れません。
3体以上で得られる能力は非常に強力で、
手札からモンスター1体を特殊召喚するその能力は、同様の用途で多く用いられる『ファイアウォール・ドラゴン』の能力を、ターン毎に使いきり、且つ簡易的にしたような能力で、こちらもそういった類の運用が期待できます。
最大値となる4体の素材を用いた際の能力。
リンク召喚時に
4枚ドロー
その後手札からカードを3枚を好きな順番でデッキボトムへ戻す。
実質得られるカードの枚数は1枚となりますが、4枚引いたうえで、手札から不要なカードを戻すため、妨害札や続く展開に必要なカードを選別でき、手札の質向上が見込める強力な効果。
また、4体素材とした場合は全ての能力が使用可能となり、2つ目の手札からモンスターを展開する能力との噛み合わせも非常に良いため、手札次第で更なる展開へと繋がります。
リンクを多用するデッキの新たな着地点として注目されている『鎖龍蛇-スカルデット』。
ループによる悪用も囁かれている程、汎用リンクによるドローは強力。
《LINK VRAINS PACK》により大幅な強化を控える「リンク」は今後どういった形に収まっていくのでしょうか。
色々な意味で目が離せません…
0 件のコメント:
コメントを投稿