オーバーテクス・ゴアトルス
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/恐竜族/攻2700/守2100
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
《エクストリーム・フォース》にて登場した「恐竜族」強化の大型モンスター。
《ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-》で強化され、環境トップ争いに名を連ねる程までに急成長したデッキジャンルである【恐竜】。
2017年10月1日施行のリミットレギュレーションにより、デッキの中枢を担った『魂喰いオヴィラプター』が制限化。
その他のサポートカードへの規制も相まって、ようやく躍進を遂げたにも関わらず、【恐竜】はデッキパワーを大きく落とす事となりました。
しかし、「パワー・安定性」の低下は否めませんが、強力な「恐竜族」モンスターへのアクセスを可能とする『究極進化薬』。
《ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-》の看板モンスターである『究極伝導恐獣』等、まだまだパワーの高いギミックを残しており、何かしらの強化を施される事で復権。乃至はそれに匹敵する地位の確立まで成るのではないか。
という見解もありました。
実際に《エクストリーム・フォース》にて『オーバーテクス・ゴアトルス』が収録された事は【恐竜】にとってまさに僥倖。
間違いなく復権への足掛かりとなる。
貴重な強化が施されたと言えます。
除外ゾーンの「恐竜族」をデッキに戻す事で特殊召喚
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚可能と、序盤から運用するには少々難のある召喚条件。
通常召喚も不可となっており、正規の方法での特殊召喚が基本となりますが、先にも述べた【恐竜族】究極のリクルートカード『究極進化薬』を用いる事で容易に特殊召喚も可能です。
基本となる自身の召喚条件も、『幻創のミセラサウルス』や『究極進化薬』『究極伝導恐獣』の除外コストを支払う事で、ゲーム中盤以降ならば容易に召喚条件も整う事でしょう。
【恐竜】に於いては余程のことがない限り完全な不要牌とは化しません。
また、召喚コストにより、除外ゾーンから「恐竜族」をデッキに戻す行為はデッキ内のリソースを回復する手段としても扱うことができ、制限カードである『魂喰いオヴィラプター』等を使い回せる可能性も出てきます。
デッキからリクルート等の多い【恐竜】に於いては、特殊召喚する行為自体にも大きな意味が生じます。
「恐竜族」を糧とし「魔法・罠」を無効に
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
自分の「手札・フィールド」の「恐竜族」を糧とし1ターンに1度相手の「魔法・罠」を無効化する能力。
破壊処理を行う必要がある事から「恐竜族」を多数搭載したデッキの運用が最も大きなリターンを得られます。
しかし、自身を破壊する事も可能なため、媒体となる「恐竜族」を他に揃えられない場合でも機能します。
単体でも完結した能力と言えます。
また、自身を媒体とした場合、効果(2)から後続の確保まで熟します。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
自身が墓地に送られた際に、「進化薬」魔法カードをサーチ。
強力な『究極進化薬』、『大進化薬』『超進化薬』と選択肢がありますが、カードパワーの差から『究極進化薬』をサーチするケースが大半を占めるでしょう。
『オーバーテクス・ゴアトルス』自身のリクルートにも貢献する『究極進化薬』を獲得可能な効果(2)の起動には『終末の騎士』や『おろかな埋葬』をはじめ、『影依融合』による手札融合やデッキ融合によっても起動可能となっており、『終末の騎士』を基点とした【シャドール】要素、「進化薬」ギミックの混合デッキも時折見受けられる程。
モンスターに対しての妨害要素を備える『究極伝導恐獣』も併せて採用する事で、『究極進化薬』ギミックに死角なし。
状況次第で柔軟に対応する事が出来ます。
【恐竜】へ加わった期待の新星『オーバーテクス・ゴアトルス』。
【恐竜】の復権には欠かせない1枚となります。
また、【シャドール】等への出張による活躍も注目していきたいところです。
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