2017年9月20日水曜日

『サイバネット・リフレッシュ』「ド派手な全体除去+堅実な耐性付与」を備えた【サイバース】サポートの1枚!








サイバネット・リフレッシュ

通常罠
(1):相手のサイバース族モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
お互いのメインモンスターゾーンのモンスターを全て破壊する。
このターンのエンドフェイズにこの効果で破壊したサイバース族リンクモンスターを可能な限り、
墓地から持ち主のフィールドに特殊召喚する。
(2):相手モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのサイバース族リンクモンスターはターン終了時まで
自身以外のカードの効果を受けない。






《エクストリーム・フォース》収録の【サイバース】をサポートする「罠カード」。

しかし、効果(1)については、発動に一工夫必要となり、安定的に活用するには相手のデッキ、環境、とクリアすべき項目は多いです。

運用するに手間かかるものの、その能力は強力で、付随する効果(2)の存在を考慮すれば、【サイバース】のサポートとしての期待は持てるカードです。

相手のサイバース族モンスターの攻撃宣言時

『サイバネット・リフレッシュ』の肝である効果(1)を活用するために、先ずは、相手のサイバース族モンスターが攻撃宣言する必要があります。

この項目が非常に厄介で、どうあっても相手依存となり、仮に相手に自分のサイバース族モンスターを送りつけた場合でも、「攻撃宣言をされない」といった事態も想定され、発動可能となるケースに『サイバネット・リフレッシュ』がきちんとセットされている保証もなく、主線となるべき効果(1)の発動は運に任せる形となっていきます。

しかし、「サイバース族」の「リンク」モンスターは汎用性が高く、あらゆるデッキから繰り出される可能性を秘め、机上論では発動機会に恵まれないものの、実戦では存外有効打となるケースも起こり得るでしょう。

発動機会さえ得てしまえば、非常に強力な除去効果を発揮し、お互いのメインモンスターゾーンを焼き払います。

さらに、そのターンのエンドフェイズに『サイバネット・リフレッシュ』の効果を受け、破壊された「サイバース族」「リンクモンスター」を持ち主のフィールドに特殊召喚する為、自身が「サイバース族」を主体としている場合、被害を最小限に抑えつつ、メインモンスターゾーンへの全体除去を達成する事が可能となります。

『ファイアウォール・ドラゴン』『トライゲート・ウィザード』『コード・トーカー』『リンクリボー』など、環境デッキへの採用が見られる「サイバース族」汎用「リンクモンスター」。

【サイバース】デッキのみならず、これらを扱うデッキならば、被害を抑えながらの除去を達成可能な為、採用を検討する可能性も…






墓地から発動。
「サイバース族」「リンク」への耐性付与。


(2):相手モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのサイバース族リンクモンスターはターン終了時まで
自身以外のカードの効果を受けない。


ど派手な効果(1)に対し、堅実で、計算のできる効果(2)。

墓地から除外する事で「サイバース族」「リンクモンスター」に「自身以外のカードの効果を受けない。」という最大効力の耐性を付与します。

トリガーとなるのは「相手モンスターの効果が発動した時」。
しかし、付与する耐性は「自身以外のカードの効果を受けない。」

「魔法・罠」に対して発動することが出来ない為、噛み合わせ次第では貫通される事も予想されます。

また、墓地で発動する効果(2)を利用する場合、前述した効果(1)の発動が困難という欠点が付きまといます。

セットした上で発動機会が訪れない場合、墓地へ送るには、なんらかの方法で、破壊等を介する必要が生じ、本来容易に発動可能な効果(2)にまで、こうか(1)の発動条件の重さが加わってしまいます。

そのため、効果(2)を主に運用する際は、初めから手札コスト等の役割を課す決断を要します。

ゲームの流れを読みつつ、その場で運用方針を熟考する。
非常に難易度の高い、カードとなっていますね。




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