2017年2月9日木曜日

対【十二獣】おすすめメタカード








カラーミーショップ


ヘテムル


前期に引き続き、依然として【十二獣】が席巻する環境…皆様楽しめていますでしょうか?

大会に出れば
公認・非公認問わず、ほぼ確実に【十二獣】との対戦機会は訪れるはずです。

そうとなればメインは勿論、サイドデッキにも【十二獣】を意識したカードを沢山用意しておきたいですね。

そんな【十二獣】に対して、数あるメタカードの中でも、個人的に今熱いカードをご紹介!
(入賞レシピ等で目にした事もあると思います)


それがこちら!


禁断きんだん異本いほん

通常罠
(1):モンスターカードの種類(融合・S・X)を1つ宣言して発動できる。
宣言した種類のモンスターがフィールドに2体以上表側表示で存在する場合、
お互いのプレイヤーはフィールドのその種類のモンスターを全て墓地へ送らなければならない。


【十二獣】がリリースされた当初からサイドデッキの候補として挙げられた方は多いと思います。
しかし、それ程流行しませんでした。

それは何故か…
答えは「重大な欠陥があるから」です。

当時は『十二獣ドランシア』+『ダイガスタ・エメラル』という布陣が十二獣のみで達成される最高展開であり、これ以上の展開は『SRベイゴマックス』を用い『トーテムバード』が追加される形でした。
その場合『禁断の異本』を有効な場面で発動する事は極めて困難…
さらに『禁断の異本』は効果の解決時にその種類のモンスターが2体存在していなければならず、仮に『十二獣ドランシア』+『ダイガスタ・エメラル』の布陣に発動した場合、『十二獣ドランシア』の破壊効果で片方を退かせる事でケアされてしまいます。

以上の事から採用を見送られる形となっていました。


では、何故。
今更候補として挙げているのか。

それは【十二獣】の基本展開が
『十二獣ハマーコング』『十二獣ライカ』
の登場により大きく変化したためです。


前述しましたが、以前の『十二獣モルモラット』からの基本展開は
『十二獣ドランシア』+『ダイガスタ・エメラル』
でした。

しかし、新規2種の登場により
同じ『十二獣モルモラット』から
『十二獣ドランシア』+『十二獣ハマーコング』+『ダイガスタ・エメラル』
ここまでの展開が可能に。

そして『十二獣ハマーコング』の効果を受け、『十二獣ドランシア』はカードの対象に取られません。
そのため、この布陣を崩すには特殊なカードを用いる他なく…ミラーマッチに於けるその解答として『我が身を盾に』が流行しているのが現状です。


これにより、破壊を介したカードでの解を否定されてしまい、益々返す側が不利な状況となっています。

そこで!
『禁断の異本』です
破壊を介さずに複数のエクシーズモンスターの処理が可能で、欠点であった『十二獣ドランシア』によるケアも、『十二獣ハマーコング』が追加されることにより不可能となり、比較的有効な場面で発動が可能となる機会は以前に比べて飛躍的に上昇したのではないでしょうか!

しかし、これでも完璧とは言えず…採用している事がバレてしまった場合は【十二獣】側も積極的にケアしてくるのは目に見えているので、駆け引きが難しいです。
しかし、存在がプレイに影響を与えるタイプのカードなので、このカードをチラつかせる事で、『十二獣ハマーコング』を横に追加されなかった場合

『十二獣ドランシア』を対象に取る事が可能になり、解答のハードルはグンと下がります。
こうした面での影響力も含めこのカードの評価は「見直しても良いのではないか?」と感じています。

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