拙い文であり、内容にも偏りがあるかもしれません。
どうかご容赦ください。
では、始めていきます。
まず堕天使はどういうテーマなのか
・堕天使モンスターの共通効果
「1ターンに1度しか特殊召喚できず、その①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。」「②:1000LPを払い、自分の墓地の「堕天使」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。その魔法・罠カードの効果を適用する。その後、墓地のそのカードをデッキに戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。」
堕天使モンスターは墓地の堕天使魔法罠をコピーする共通効果を持ちます。(スペルビア、ゼラート等の以前から存在するカードは除く)
・堕天使魔法罠で出来る事
サーチ、蘇生、対象を取らない破壊、対象を取らないコントロール奪取これらの魔法罠をサーチしては墓地からデッキに戻し…という様に循環させながら
大量のドローソースで封殺モンスターを引き込み擁立そのまま制圧勝ちというのを狙うデッキだと思っています。
今回デッキを構築する中でも「勝ち筋は制圧」というのを念頭に置き、細かいカードの採択を行ったつもりです。
・サンプルレシピ
最近使用しているメインのリストを記載しておきます。
メインデッキ:41枚
【モンスター】18
SRベイゴマックス ×3
SRタケトンボーグ ×1
堕天使マスティマ ×3
堕天使スペルビア ×3
堕天使ゼラート ×2
大天使クリスティア ×3
堕天使イシュタム ×3
【魔法】19
堕天使の戒壇 ×3
堕天使の追放 ×3
強欲で貪欲な壺 ×3
闇の誘惑 ×3
トレード・イン ×3
皆既日蝕の書 ×1
手札抹殺 ×1
ソウル・チャージ ×1
死者蘇生 ×1
【罠】4
背徳の堕天使 ×3
虚無空間 ×1
次に堕天使というデッキが主に目指す場について。
・堕天使のみを用いた基本展開
堕天使モンスター+堕天使スペルビア+背徳の堕天使基本的には上記の様な場を目指します。
これを踏まえた上で、採用している大量のドローソースをふんだんに使い、引き込んだカードの中で成し得る1番強い展開を目指します。
上記の場にプラスして「大天使クリスティア」「虚無空間」等の特殊召喚を封じるカードを展開する事ができれば、ぐっと勝利が近づくはずです。
しかし、これらのカード群は堕天使カードではないため、メインギミックでのサーチが不可能です。それ故ドローによって手札へ引き込む事を期待するしかありません。
とはいえデッキを回すドローソースがメインデッキに10枚以上採用されているリストが多く見受けられ、今回記載したリストにもドローソースは12枚以上採用しています。
なのでゲーム中にこれらを「1枚も引き込めない」という事は少ないです。(場に出せるかは別ですが)
また、それらを引き込めなかった際の先攻展開パターンとして向かうのが
「ランク8モンスター+堕天使モンスター」です
・ランク8モンスター+堕天使モンスター
条件墓地に
堕天使モンスター+堕天使スペルビア+堕天使ゼラート(ここは2枚目のスペルビアでも可能ですが今回は仮にゼラートとします)
この状態で手札から「堕天使の戒壇」を発動する事が出来れば
「ランク8モンスター+堕天使モンスター」
となります。手順としては
- 戒壇でスペルビアを蘇生
- スペルビアの効果で墓地の堕天使モンスターを蘇生
- 蘇生した堕天使モンスターの効果で墓地の戒壇をコピーしゼラートを蘇生
この時点で場が
スペルビア 堕天使モンスター ゼラート
となります
あとはスペルビア+ゼラートでエクシーズをし、お好みのランク8を場に出すだけです。
手札に防御札があればタイタニックギャラクシーを召喚する事で強固な場を築く事ができます。
スペルビアを絡めたランク8パターンは攻める場合も有効です。戒壇で堕天使モンスターを出す場合、守備表示で出てきてしまうというデメリットをランク8にしてしまう事で軽減できます。
条件的にも比較的緩いものだと思われるので積極的に狙っていきたいです。
以上が基本的な堕天使の動きです。
マスティマを使った細かいパターンもあるのですが、基本はこの形で場を築いていきます。
しかし、今回の構築は基本的なカードに加えて「SRベイゴマックス」「SRタケトンボーグ」を採用しています。
それに至った経緯についても書いていこうと思うのですが、その為にはまず「クリスティア等の対策について」から触れていかなくてはなりません。
・クリスティア等の対策
堕天使というテーマがクリスティア等の特殊召喚を封じるモンスターを搭載し、各地の大型非公認大会等で好成績を収めた事に伴い、多くのプレイヤーがそれに対抗するべく、メインの時点からある程度の対策を施すと考えました。・採用されると予想したカード
皆既日蝕の書
皆既日蝕が有効と思われる環境デッキ
対堕天使
堕天使の勝ち筋であるクリスティア等の封殺モンスター、また堕天使モンスター自体も裏側になってしまうと墓地の魔法罠をコピー出来なくなり、容易に処理する事ができます
対ユニオン
環境トップシェアを誇るユニオンの「ABC-ドラゴン・バスター」を1枚で、一時的ではありますが無力化する事ができます。
対メタルフォーゼ
ユニオンに並びトップと言っても遜色のないメタルフォーゼがほぼ間違いなく採用しているマジェスペクターユニコーン
採用にばらつきはありますがツィオルキンからのクリスタルウィングと補助なしで越えるにはそれなりに苦労するモンスター達を1枚で無力化できます。
パキケファロやジョウゲン、虚無魔人にも有効。
対青眼
数では上記2デッキ劣るものの未だ侮れない青眼の精霊龍。こちらも裏側にしてしまえば恐るるに足りません。
デメリットはあるもののメインに搭載する上で環境に存在するほとんどのデッキに対して有効に打てるカードであり、無理な場を返すのにきちんとした働きを期待できる稀有なカードです。
類似した効果を持ち、且つデメリットが少ない「闇の護封剣」というカードもあるのですが、そちらは永続魔法であるが故に、背徳の堕天使によってクリスティア等を無力化できない事がある為、デッキタイプによるところはあると思いますが、皆既日蝕の方が優先されるのではないか・・と予想しました。
そこで、これらを相手に握られた上でクリスティア等を成立させる事ができ、尚且つそれ以外の展開でも補助的に機能するカードを模索した結果ベイゴマックスというカード辿り着きました。
基本的な運用方法としてはベイゴマックスからタケトンボーグをサーチし、先攻であれば主に「トーテム・バード」を召喚する事で、クリスティアに対するメタカードをはじめ、状況に応じて相手の強力な魔法罠を1度だけ無力化する事が出来ます。
これにより相手側はクリスティアを意識したカードを複数引く、又は特殊召喚をせず魔法罠も介さずトーテムバードを処理する必要が出てきます。
返す事が不可能という訳ではありませんが、これだけ相手側の手札に求められる条件が厳しいのです。この展開が成立すれば、こちら側が有利にゲームを進められる事は間違いありません。
・ベイゴマックスを使った基本的なプレイ
初手のベイゴマックスからタケトンボーグをサーチして特殊召喚後、一旦放置した状態でドローソースを使い手札を整えます。そして引ききった後に、エクシーズするか、アドバンス召喚のためのリリースにするか、を検討できます。アドバンス召喚のリリース要因を確保できるという部分はクリスティア+堕天使モンスターという布陣を成立させるのに大きく貢献してくれます。
また、引ききったものの「戒壇はあるが墓地が弱い」という場合もあります。
その際は「彼岸の旅人 ダンテ」をエクシーズ召喚する事で墓地を肥やす役割も担う事ができます。
後攻時でも「幻影騎士団 ブレイクソード」を用いる事で相手の伏せカードを1枚破壊できます。
相手の伏せが1枚ならば「トーテム・バード」で蓋をしてしまっても悪くないと思います。
このようにベイゴマックスは1枚で対応できる場面が多く、事故の軽減にも一役買う、勝手のいいカードです。
タケトンボーグという単体では機能し辛いカードを採用しなくてはいけないため賛否両論あるかもしれません。ですが私自身の体感としては悪くない選択に思えました。
以上がベイゴマックス採用に至った経緯です。
思ったよりも長くなってしまいました・・もう少しうまく書ければ色々短縮できるのかもしれませんが、残念なことにブログ初心者の私にはこれが精いっぱいのようです・・
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
また思いついたことを書いていこうと思いますので、その際はよろしくお願いいたします!!
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