2018年1月17日水曜日

【遊戯王『トロイメア・マーメイド』】「トロイメア」モンスター1体から成り、「トロイメア」の更なる展開も!














トロイメア・マーメイド

リンク・効果モンスター
リンク1/水属性/悪魔族/攻1000
【リンクマーカー:下】
「トロイメア・マーメイド」以外の「トロイメア」モンスター1体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「トロイメア」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、
さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの相互リンク状態ではないモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。









《フレイムズ・オブ・デストラクション》にて登場した新たな「リンク」モンスター。


現状、大半を汎用リンクモンスターで占める「トロイメア」に属する中で唯一の「リンク素材」に同名以外の「トロイメア」モンスターを要します。


「トロイメア・マーメイド」以外の「トロイメア」モンスター1体


とはいえ、「リンク1」である『トロイメア・マーメイド』は「トロイメア」モンスター1体から成立する為、各種「トロイメア」リンクモンスターを展開する過程でリンクマーカーの操作を容易化し、盤面形成を円滑に推し進めることが出来ます。



現在「トロイメア」の名を冠したリンクモンスターは『トロイメア・マーメイド』を除き、その全てが「リンク2」以上となっており、「トロイメア」リンクモンスターを利用した『トロイメア・マーメイド』の成立は、一時的に「リンクマーカー」の総数が減少する行為ではあります。
しかし、自身の有する能力を用いる事で、減少した分のリンクマーカーの数を補填する事も可能。


「トロイメア」をふんだんに使った展開を目指す際にはリンクマーカーの向き調整など、小回りの効く「リンク1」のモンスターとしての運用が望まれます。







リンク召喚時に「トロイメア」モンスターをリクルート


(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「トロイメア」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、
さらに自分はデッキから1枚ドローできる。


「トロイメア」リンクモンスターに共通する自身のリンク召喚時に手札を1枚捨てる事で適用される固有能力。


また、その際相互リンク状態であれば1枚ドローし自らがそのコスト分を補う事も可能です。


そんな「トロイメア」に属する『トロイメア・マーメイド』のリンク召喚時に発揮される能力はデッキから「トロイメア」モンスター1体のリクルート
現状、メインデッキに搭載可能な「トロイメア」モンスターは『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』のみである為、実質専用リクルートとなっています。



先述した様に、「リンク2」以上の「トロイメア」リンクモンスターを「リンク1」である『トロイメア・マーメイド』に変換した場合、表記の通りリンクマーカーの総数は一時的に減少します。







しかし、『トロイメア・マーメイド』が有するデッキから「トロイメア」モンスターをリクルートする能力により『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』を呼び出す事が可能な為、「リンク2」を素材とした場合であれば実質的に場のリンク総数に変動は無く、「リンクマーカー」の向きの調整役としての機能もは十分期待できます。


とはいえ、相互リンク状態でなければ手札コストを要通常通り支払う必要がある為、単体で運用する場合損失0という訳にはいきませんが、リクルートした『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』をリンク素材等に使用し墓地へ送る事で、『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』が備える自身を相手フィールド上に特殊召喚する能力が適用可能となります。


その『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』を『セキュリティ・ドラゴン』や『ファイアウォール・ドラゴン』等を用いて回収した後更にリンク展開を進め、『トロイメア・ゴブリン』の能力を活用するなど、召喚権の増加を以て『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』の通常召喚まで行き着くことができれば、その召喚時の能力により自身とリンク状態になるよう墓地のリンクモンスターを蘇生させることが可能。




そのリンクモンスターは『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』によって効果が無効化され、ATKも0となりますが、『トロイメア・マーメイド』のリンク素材として「リンク2」や「リンク3」を使用していた場合にも減少してしまった総リンクマーカーの数を引き戻すことができます。







その後更なるリンクへ繋ぐ事でステータス弱体化デメリットの軽減も可能となる為、『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』は『トロイメア・マーメイド』のリクルートに対応する唯一のモンスターであることはもちろん、そのほかの能力についても『トロイメア・マーメイド』を活用する上で非常に有用なモンスターです。


また、『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』は現在、通常召喚可能な唯一の「トロイメア」であり、『トロイメア・マーメイド』に即アクセス可能なモンスターとしても扱うことが出来るなど、『トロイメア・マーメイド』への多角的なサポートが望めるようになっています。


通常召喚可能な「トロイメア」は現在『夢幻崩界デストロイメアイヴリース』のみとなりますが、「トロイメア」に属してはいないものの「EXデッキ」内の「リンク」モンスターの名称を、リンク素材として使用する際に限りコピーする能力を備えた『フォーマッド・スキッパー』を用いる事でも1枚から『トロイメア・マーメイド』に漕ぎ着けることは可能です。



更には『フォーマッド・スキッパー』がリンク素材として墓地へ送られた場合、デッキから「レベル5」以上の「サイバース族」モンスターをサーチする能力も備えており、各種「トロイメア」リンクモンスターの能力起動に際したコストの捻出をも見込むことが出来ます。







相互リンクの有無を参照しステータスに干渉


(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの相互リンク状態ではないモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。


「トロイメア」リンクモンスターの多くは相互リンク状態の自分フィールドのリンクモンスターへ様々な耐性を付与する性質を持ちます。



その中で『トロイメア・マーメイド』の能力がもたらす物は相互リンク状態ではないモンスター全域に及ぶステータスの弱体化


相互リンクの有無により、攻守共に1000ダウンし、それらで相互リンク状態のモンスターと戦闘するとなれば決して侮れない数値であり、少々骨が折れます。


相手の展開に依存する部分も大きいですが、最終的に形成した自軍の布陣に於いて、少なからず戦闘面の補助役を担う事となります。


また、こちらから攻め入る際には、事前に相手の相互リンクを剥がした状態に持ち込む事で『トロイメア・マーメイド』により相手フィールド全域に及ぶ弱体化を有効活用できます。
「トロイメア」リンクモンスターの多くは相手フィールドへの干渉能力を備えており、そういった運用方法も十分に望めます。


しかし、それは『トロイメア・マーメイド』を配した状態で受け手となる際に相手視点から見ても同様であり、『トロイメア・マーメイド』に戦闘面の補填を委ねるのは少々不安定です。







また、「トロイメア」リンクの中には、相互リンク状態の自分フィールドのモンスターに戦闘耐性を付与する『トロイメア・フェニックス』の存在もあるため、盤面形成時の戦闘面のサポート役としてはそちらが適任でしょう。



相互リンクではないモンスター全体に及ぶ、ステータスの弱体化能力は、場合によっては大きくダメージを稼ぐことにも繋がり、展開やマーカー調整の過程で得られる副次的な効果としては大変有用な能力です。


「トロイメア」全体が相互リンクを意識した能力に設定されており、その類の展開を達成する過程で自軍への影響は軽減が図れる点も悪くありません。
防勢時の相手に依存する形態には不安を拭えませんが、比較的安定した効力が見込める攻勢時には戦闘面を大きく助ける存在として、当能力も活かされるのではないでしょうか。







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