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Vジャンプ2月特大号掲載記事:第3回!
「トリックスター・フォクシーウィッチ」など『LINK VRAINS BOX』のカードを公開!!
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タクティカル・エクスチェンバー
通常罠このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのモンスターと元々のカード名が異なる「ヴァレット」モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
2017年12月23日発売。
《LINK VRAINS BOX》へ新規収録される「ヴァレット」のサポートカード。
「罠」故に速度面の不安はあるものの、各々自身が破壊された際、そのターンのエンドフェイズに同名以外の「ヴァレット」モンスターを呼び出す共通の能力を有する各種「ヴァレット」の運用に於いては、任意のモンスターへの円滑なアクセスを促進する有用なサポートカードとなり得ます。
加えて「ヴァレット」モンスターはそれぞれ、「リンク」モンスターの効果対象に指定された際に発揮する固有の能力も備えていますが、エンドフェイズ時のリクルート能力共々若干受動的。
「ヴァレット」のエースとされる「リンク」モンスター『ヴァレルロード・ドラゴン』を用いる事で自由に発動機会をコントロール出来ますが、成立に一手間かかるという点に不安を残します。
自ターンに限っては手軽な手段として『アンダークロックテイカー』の存在もありますが、こちらは場持ちに関しての不安要素が拭えない為、使いきりとなる場合が殆どでしょう。
なにかと「リンク」モンスターとの併用が前提となりがちな「ヴァレット」ですが、単体でも後続の供給に関しては非常に優れており、長期的な戦線維持が期待できる他、『ゲートウェイ・ドラゴン』や『リボルブート・セクター』を用いる事で、消費に見合う程度の展開力も兼ね備えます。
「ヴァレット」を破壊し新たな「ヴァレット」を呼び出す
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのモンスターと元々のカード名が異なる「ヴァレット」モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
前述した様に、破壊されることでエンドフェイズ時に同名以外の「ヴァレット」モンスターをリクルートする共通能力によって齎される場持ちの良さが魅力の「ヴァレット」。
その「ヴァレット」を能動的に破壊し、状況に応じた任意の「ヴァレット」モンスターへのアプローチを可能とするのが『タクティカル・エクスチェンバー』。
その性質上、「ヴァレット」モンスターへ除外を介する除去等が放たれた際にサクリファイスエスケープを図ることも可能ではあります。
しかし、破壊時の能力が即効性に欠く事や『タクティカル・エクスチェンバー』によって呼び出したモンスターに至っても、ただ呼び出しただけでは何の脅威ともなり得ないため、魅力には少々欠けるでしょうか。
何の気なしに発動しては2:1の交換比率となり損を被るだけなので、破壊対象のモンスターはそれに応じた何らかの能力を有するものを選択するのが理想的。
リクルート・蘇生処理の関係から「ヴァレット」モンスターの採用は必須となるため、破壊対象の筆頭としても「ヴァレット」モンスターが真っ先に挙がりますが、対象とするモンスターの条件は「自分フィールドの表側表示のモンスター」とされているため、破壊をトリガーとし、能力を発揮する類のカード活用にも一枚噛む見込みもあります。
単純に「ヴァレット」モンスターのカサ増し要員としてだけでなく、破壊処理を重視した運用も案ずる価値はありそうです。
充実したサポートカードの存在
登場当初より『クイック・リボルブ』『スクイブ・ドロー』と有用なサポートに恵まれ、後に登場した『リボルブート・セクター』によって展開に関したサポートカードも獲得。
当初は共通のリクルート能力に反して「ヴァレット」モンスターの種類が少ないなど、少々歪な部分も目立ちましたが、頃来は種類も増え、徐々に解消へと向かっています。
しかし、「リンク」モンスターの効果の対象に選択されなければ能力を発揮できない点はどこまでも付いて回るため、潤沢なサポートカードを活かしきれていない様にも映ります。
『ヴァレルロード・ドラゴン』の様にスペルスピード2で手軽に対象を取ることが可能な小型の「リンク」モンスターが登場すれば、それぞれの能力も更に活きてくるのでしょうが、現状は他のギミックを用いて『ヴァレルロード・ドラゴン』擁立を目指す形が基本。
『ヴァレルロード・ドラゴン』自体の性能は非常に高く、擁立に足る活躍が期待できる事から、それを目指す「ヴァレット」に関しても方向性は悪くないといえます。
固有の能力発現には一手間要するものの、長期的な戦線維持が見込める「ヴァレット」。
比較的有用性の高いサポートカードからも漂うその可能性には、思わず期待を抱いてしまう魅力がありますね。
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