2017年12月12日火曜日

『トリックスター・フォクシーウィッチ』新たな「トリックスター」のリンク素材は「天使族」












トリックスター・フォクシーウィッチ

リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/天使族/攻2200
【リンクマーカー:上/左/右】
天使族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキからリンク2以下の「トリックスター」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える。







遊戯王.jp



2017年12月23日発売。
《LINK VRAINS BOX》へ新規収録される「トリックスター」の名を冠する「リンク」モンスター 。


《フレイムズ・オブ・デストラクション》への収録が判明している「トリックスター」初の「リンク4」モンスター『トリックスター・ベラマドンナ』に続いて、現時点で「トリックスター」としては初の「リンク3」。


しかし、リンクマーカーが「上・左・右」を指しており、「EXモンスターゾーン」へ配した際に「リンク」モンスターとしての役割を果たすことは叶いません。


『トリックスター・フォクシーウィッチ』のマーカーまで活用するとなれば「EXモンスターゾーン」へは下方向にマーカーの向いたなんらかの「リンク」を配し、その上で「メインモンスターゾーン」に『トリックスター・フォクシーウィッチ』を「リンク」する必要があり、ましてや素材指定の設けられた「トリックスター」の「リンク3」ともなれば少々手間取る可能性も高いです。


これまで「トリックスター」に属する「リンク」モンスターに設けられてきた素材指定は


「トリッススター」モンスター○体以上


と比較的厳しく、どうあっても「テーマ」専用の「リンク」とされてきました。


しかし、今回判明した『トリックスター・フォクシーウィッチ』に設けられた素材指定は


天使族モンスター2体以上


従来の「トリックスター」「リンク」比べ大幅に素材指定が緩和されています。


これにより、「トリックスター」以外の「天使族」モンスター、「天使族」専用の手札誘発となる「宣告者」等も素材として利用可能となります。



また、『創造の代行者 ヴィーナス』とその能力によりリクルート可能な『神聖なる球体』を用いることで即座に『トリックスター・フォクシーウィッチ』を狙う事もできます。



「トリックスター」要素も豊富に備えつつ、素材指定の緩さにより、構築や戦術の幅拡大にも繋がる良いカードです。







相手の場を参照するバーン効果


(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える。


自身の特殊召喚時に相手のフィールドを参照したバーンダメージを与える能力。


相手に依存するため、ダメージ量に関する安定感は期待できないものの、「フィールド魔法」やセットされた「魔法・罠」の枚数も含めればそれなりのダメージ量は打ち出せるでしょうか。


相互「リンク」を用いた強固な布陣を前にすればダメージ量は見込めるものの『トリックスター・フォクシーウィッチ』の成立自体が危ぶまれるため、当能力によって発生するダメージは少ない方がこちら側に有利な盤面と言えるかもしれませんね。


また、自身の"特殊召喚"に反応する「場合」の任意効果であるため、『トリックスター・リンカーネイション』の墓地効果などで相手の展開途中、リンク素材等がばら撒かれた状態に対してバーンダメージを投じる事も可能。



昨今は「トークン」等の小型モンスターを大量に展開し、「リンク」数を稼ぐアクションを取り入れるデッキも多く、序盤にライフを詰めてさえいればフィニッシャー兼抑止力とも成り得ます。



「トリックスター」の得意とするバーンを用い、早期のリーサルを狙っていきたいところです。







「リンク2」以下の「トリックスター」の素材踏み倒し


(2):リンク召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキからリンク2以下の「トリックスター」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える。


「リンク召喚」した自身が戦闘・効果破壊された場合、EXデッキからリンク2以下の「トリックスター」モンスターを素材を踏み倒して特殊召喚する事が可能。


あらゆる特殊召喚に対応する効果(1)とは異なり、こちらは「リンク召喚」した場合にのみ適用される能力ですが、破壊時の保険としては十分でしょう。
比較的「リンク2」の多い「トリックスター」ですから、その各種リンクを状況に応じて選定できる点もまずまず。



また、こちらの能力にも「相手フィールドのカードの数×200ダメージを相手に与える」処理が含まれており、戦闘や効果(1)と合わせる事でダメージ量もある程度期待できます。


当能力で「リンク2」を呼び出した場合、もう1体「天使族」を追加する事で再び『トリックスター・フォクシーウィッチ』の成立を狙う事も容易となり、更なるダメージをも見込めます。


とはいえ、各能力はそれぞれ名称括りで1ターンに1度と定められているため、同一ターンに複数回の利用は不可能。


しかし、ターンを跨いだ時点で『トリックスター・フォクシーウィッチ』を維持できていた場合、破壊され「リンク2」にランクダウンしていた場合、どちらを取っても相手ライフに干渉し、タダでは済まない執念の塊。


『トリックスター・フォクシーウィッチ』の登場で「トリックスター」のバーンによるクロックコントロールもより一層捗る事でしょう。








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