2017年1月31日火曜日

『盆回し』妨害&フィールド補助!なんでもござれな1枚です!








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盆回ぼんまわ

速攻魔法
(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、
そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、
お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

マキシマム・クライシスにて登場した速攻魔法。

その効果により実質的にフィールド魔法をサーチする事が出来ます。

おかげで、無制限のフィールド魔法ならば『テラ・フォーミング』『盆回し』『惑星探査車』を各3枚投入する事で、12枚体制をとる事も可能に…


しかし、『盆回し』はただフィールド魔法をセットするだけでなく、相手に送りつける
「カード名の異なるフィールド魔法」
こちらを採用する必要があります。

この場合、手札に引いてしまっても確実に効果を使用できる『チキンレース』が筆頭候補でしょうか。



ここで問題となるのが『チキンレース』を送りつけ、それを破壊できなかった場合です。




その場合は相手にドロー効果を利用されてしまう危険もあるのですが、フィールドのカードを破壊する事がさほど難しくない昨今の遊戯王に於いては、余程のことがない限りはゲームに支障を来す程のデメリットとはならない事でしょう。


さらにこの「送りつける部分」を「相手のフィールド魔法にチェーン」又は「発動後」に『盆回し』を発動する事で相手のフィールド魔法の効果使用前にこちらの意思で上書きする事ができます。

フィールド魔法を利用するデッキが一定数存在する現遊戯王では、少なからず妨害として機能するシーンもあるのではないでしょうか!


同じくマキシマム・クライシス収録のフィールド魔法『ドラゴニックD』
こちらが環境を支配しつつあります。

それへのアクセス率を上げつつ、上書き可能なこのカード…評価はもう少し上がっていいのかもしれませんね〜。(既に高騰気味ですが)

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2017年1月28日土曜日

【遊戯王】『バオバブーン』と【メタルフォーゼ】の相性は抜群








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バオバブーン

効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻1200/守1000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「バオバブーン」を任意の数だけ特殊召喚する。

そのイラストからは想像も付かぬ程のパワーを秘めた1枚です。

まず、注目すべきは「闇属性」「植物族」という点でしょう。

植物族であるため、『ローンファイア・ブロッサム』によるリクルートが可能。


さらに闇属性として『闇の誘惑』のコスト(厳密にはコストではない)として用いる事もでき、自身の効果も相まって事故を引き起こすことは稀なのではないでしょうか。


今となってはなかなか使用機会は来ないとは思われますが、『ローンファイア・ブロッサム』からリクルート可能な『キラー・トマト』


こちらのリクルート効果にも『バオバブーン』は対応しています。
経由する事は滅多に起こらないと思いますが、いつか活きる環境が来るかもわかりません。(笑)


「属性・種族」これらだけでも十分優遇されていると感じますが、肝心の効果がこれまた凶悪なんですよね。

「(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。」

単純に手札交換をします。
類似効果持つ『エア・サーキュレーター』と違い、特殊召喚にも対応し、ドローした後で戻すカードを選定できるため、最終的に手札に残したいカードを選べる可能性はこちらの方が勝っています。

しかし、単体で見た際の「手札交換枚数」は『エア・サーキュレーター』に劣るため、一概に完全上位互換とは言えないのがデザイン的には大変良い事ですね。


(2)の効果の関係上、2枚目3枚目の『バオバブーン』はデッキに眠っていてもらなければなりません。
ですが、2枚被りまでなら片方の入れ替え効果でデッキに戻す事で条件を満たす事ができます。この点は本当に上手く作られています!


そして問題の効果(2)…
「(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「バオバブーン」を任意の数だけ特殊召喚する。」

自発的に破壊可能なカードとして運用しやすいもの



メタルフォーゼで破壊しながら手札交換…さらにそこからランク3という流れは実に自然で、不要な札を多数組み込まざるを得ない【メタルフォーゼ】というデッキに於いて、これ程相性の良いモンスターはそうそういません!

更には同時収録の『ドラゴニックD』による破壊も驚く程のシナジーを発揮します。
恐らく、そう利用されることを前提にデザインされているとは思いますが「これ程噛み合って良いのか」というレベルです。
『ドラゴニックD』は手札からも破壊可能なため、召喚権を利用せず
「サーチ+レベル3モンスター2体+2枚の手札交換」
2枚でこれだけの事をやってのけます。

さらに、現環境においてレベル3モンスター2体からのランク3…

『M.X-セイバー インヴォーカー』からの『十二獣モルモラット』…





お馴染みのパターンです。

この強展開を【真竜】パーツを回収しながら、もしくは【メタルフォーゼ】の基本となる動きの中に取り入れる事ができるのです。

勿論、手札誘発による妨害が直撃してしまう場合も多々あり「手がつけられないほど強い」というものではありません。

しかし、決まった際は『SRベイゴマックス』をも凌ぐのではないか…
というパワーを持ったカードであり細かな用途に違いはあれど、現存するランク3に繋がるカードの中では群を抜いています。


『SRベイゴマックス』はお手軽なランク3パターンでしたが、こちらは爆発力重視のランク3パターンといったところでしょうか。

こちらを取り入れたデッキが【純十二獣】を撃ち破り環境トップに躍り出る日も遠くない事でしょう。
今後の環境の変化に注目です!

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2017年1月26日木曜日

【遊戯王】『カグヤ』から『シラユキ』をサーチ!【妖精伝姫】の可能性!








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妖精伝姫フェアリーテイル-カグヤ

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手はそのモンスターの同名カード1枚を
自身のデッキ・エクストラデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできる。
墓地へ送らなかった場合、このカードと対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。

召喚成功時に「デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。」
効果を持つ『妖精伝姫』モンスター

同名カードをサーチする事も可能であり、制限カードである『E・HERO エアーマン』もびっくりの性能です。

しかし、サーチ先として真っ先に浮かぶハイパワーなカードがあります。
同じく『妖精伝姫』を冠するモンスター。
そう!
『隣の芝刈り』デッキではお馴染みの…『妖精伝姫-シラユキ』ですね。




墓地に置いておくだけで、自分・相手ターン問わずに妨害を成しつつ場にレベル4のモンスターを展開する事ができる『シラユキ』は、現環境に於いても、非常に強力です。

しかし、ただサーチするだけでは機能させ辛いため、何かしらの方法で墓地を肥やしつつサーチしたこのカードも墓地に置いておく。
それなりに工夫が必要です。

…1番簡単なのは、やはり『隣の芝刈り』により「ガバッ」と墓地を溜めてしまう事でしょうか。

P召喚を用いる事で、サーチしたシラユキを即座に場に送り、エクシーズ素材として墓地に送る事ができるため、相性は悪くありません。
以前より『隣の芝刈り』を採用し、『妖精伝姫ーシラユキ』をも搭載していたデッキ…【60枚月光】…
こちらならば、P召喚も容易に成せる上に、シラユキへのアクセス率の向上が同時に勝率の向上へと繋がるデッキであるため、採用を検討できるかもしれません。

前半のサーチ効果だけでも、注目すべき点が多数ありました。
しかし!
これに加えて、強力な(2)の効果も備えています!

「(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手はそのモンスターの同名カード1枚を
自身のデッキ・エクストラデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできる。
墓地へ送らなかった場合、このカードと対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。」


相手に依存する部分があるとはいえ、このカードだけで除去までやってのけます!
その効果は、さながら
先日、惜しまれ(?)つつも禁止カードとなってしまった『マジェスペクターユニコーン』を調整したようなものになっています!


エアーマンとユニコーンを混ぜたようなモンスター…こう書くと相当強そうです…

墓地へ落としたい『シラユキ』をサーチしてしまうという、微妙に噛み合っていないように思えるカードですが、単体のスペックは制限カード…はたまた禁止カードにも引けを取らないもの。

これらの効果を最大限に生かすことが出来るデッキを構築できれば、環境を取る事も可能なのではないでしょうか!
そんな希望を抱かせてくれる1枚です!

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2017年1月25日水曜日

【遊戯王】『ドラゴニックD』を取り込みマスターP環境へ…








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ドラゴニックダイアグラム

フィールド魔法
(1):フィールドの「真竜」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
アドバンス召喚した「真竜」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、

デッキから「真竜」カード1枚を手札に加える。
【十二獣】【メタルフォーゼ】と環境デッキに組み込まれる形での流行となっている【真竜】

というのもやはり『真竜剣皇マスターP』の制圧力…


『真竜剣皇マスターP』のカードパワーに肖りたいのはどのデッキも同じですね!

一度成立してしまえば、対処は困難。
且つ場を荒らす除去能力。

『テラ・フォーミング』
『ドラゴニックD』
『真竜剣皇マスターP』
比較的スリムな出張セットで成り立ちますし、取り入れやすいパワーカードですね。


今期。デッキを構築する上で、これらを意識する事は必要不可欠となります。

イージーゲーム要素が増したようにも感じますが、【純十二獣】も多数結果を残しており、一概に

『真竜剣皇マスターP』一強

とも言えない環境です…

とはいえ、依然パワーが物を言う環境…

他のデッキが付け入る隙はあるのでしょうか…

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2017年1月17日火曜日

【遊戯王】Pメタ『醒めない悪夢』か『魔封じの芳香』か…








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遊戯王アーク・ファイブオフィシャルカードゲーム
マキシマム・クライシス(MACR)

めない悪夢あくむ

永続罠
「醒めない悪夢」の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):1000LPを払い、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊する。
マキシマム・クライシス収録の
『醒めない悪夢』
1000LP払う事で表側表示の魔法・罠カード1枚を破壊する。
「同一チェーン上での発動は1度」との記載はありますが

「1ターンに1度」という制約はありません。
別チェーンブロックでならば1ターンに何度でも発動する事が可能!
勿論、ライフポイントの許す限りですが…

破壊対象は「表側表示の魔法・罠カード」

その性質から、ペンデュラムテーマに対するメタとして期待される1枚ですね!
以前より、ペンデュラムへのメタカードとして採用されることの多い

『魔封じの芳香』



こちらは魔法カードのセットを要求するため、セット不可能なペンデュラムカードの発動自体を許しませんでした。

しかし、『魔封じの芳香』を引き込む前にスケールを置かれてしまった場合は一旦スケールを破壊しなければ、ロックを成立させる事ができません。

そうなってしまった場合、一手間かかってしまっていました…

その点、『醒めない悪夢』は後引きでもきちんとペンデュラム召喚を抑制してくれます。
しかし、こちらもノーリスクとはいきません。
ライフコストが必要であったり、こちらの魔法罠ゾーンに干渉してくる
『ハーピィの羽根帚』『サイクロン』等を引き込まれた際、魔封じ成立中であれば、セットしたそれらを発動するのに1ターンのラグを与える事ができます。

ですが、『醒めない悪夢』は引き込まれた『ハーピィの羽根帚』や『サイクロン』がそのまま発動され、『醒めない悪夢』による制圧は無為となってしまいます。

この様に、ペンデュラムテーマへのメタカードとして
制圧力は『魔封じの芳香』
後引きで間に合う器用さは『醒めない悪夢』


各々、長所も短所もあり、一概にどちらが「上!」とは言い難く、前述した用途以外の部分も考慮しなければなりません。
そこが難しくも楽しい要素!

そして、ペンデュラムに対するメタの選択に幅が出たことには間違いはありません。
弱点無しのデッキが無ければ、駆け引きのある面白いゲームが期待できるはず。

1人の遊戯王プレイヤーとして、そうなる事を願うばかりです。

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2017年1月13日金曜日

【遊戯王】さながら『超再生能力』⁉︎【真竜】の強さはここ








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1月14日発売!
遊戯王アーク・ファイブオフィシャルカードゲーム
マキシマム・クライシス(MACR)

真竜しんりゅう継承けいしょう

永続魔法
「真竜の継承」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このターンにフィールドから墓地へ送られた
「真竜」カードの種類(モンスター・魔法・罠)の数だけ、自分はデッキからドローする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。
マキシマム・クライシス収録。
【真竜】を支える真竜永続魔法の中でも、個人的に頭一つ抜けていると感じるのがこちら…

『真竜の継承』


その効果から【征竜】の『超再生能力』を彷彿とさせられるのは、私が【征竜】【魔導】環境を経験した人間故でしょうか…

 【真竜】との初対戦

先日、発売前の【真竜】と対戦をする事が叶いました。

正直、対戦前までは「結局【十二獣】の方が強いんだろうな〜」
という甘い認識がどこかにありました。

その甘い考えが災い…

意気揚々と持ち込んだのは、規制を受けながらも、環境トップの一角を担う【純十二獣】

それも、『増殖するG』『次元障壁』といった【真竜】に対して有効とは表し難いカードを多数採択した、現行カードプール用の構築で挑むという愚行を働き、見事完膚無きまでに叩き潰される格好となりました。

そんな中でも、『神の通告』等で足を引っ張りつつ、「何とか主導権を握ったか?」と安堵した試合もありました。
そんな有利かに思えた試合を『真竜の継承』の3枚ドローから捲られる…というのが頻発。

構築時点で不利であったとはいえ、この現実に驚きを隠せませんでした。
それだけ、遊戯王においてメインギミックによる不確定ドロー効果が強力ということです。



 まとめ

単純にドローできる枚数で言うならば、前述した【征竜】の『超再生能力』には遠く及びません。

しかし、あちらと違いメインフェイズにドローできる点を考慮すれば『真竜の継承』は十分ソレに匹敵する凶悪カードになり得ます。

『真竜モンスター』を展開する際にリリースされた真竜魔法罠は墓地に送られた際に相手の場を破壊しリリース分のアドバンテージを確実に取り返します。
このカード自身も例外ではない上に、複数ドローまで決められたらたまったものではありません…

まさにアドバンテージの塊ともいうべき【真竜】
環境トップの座を奪うのか…はたまた他デッキのメタに屈するのか…見ものですね!

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