2017年6月29日木曜日

カードの位置の重要性…「リンクシステム」『導爆線』『直通断線』









ヘテムル
提携

導爆線どうばくせん

通常罠
(1):このカードと同じ縦列のカード1枚を対象として、
セットされたこのカードを発動できる。
そのカードを破壊する。

直通断線シャットライン

カウンター罠
(1):このカードと同じ縦列でモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
セットされたこのカードを発動できる。
その発動を無効にし破壊する。







CIRCUIT BREAK(サーキット・ブレイク)

収録の上記2種「罠カード」。
これらの登場は、「リンクシステム」の導入によってもたらされた、カードの配置に於ける重要度を更に増幅させる形となるかもしれません。

この系統の元祖とも言うべきカード『爆導索』。
この存在を危惧し、僅かな線のケアも怠らない事が「一流の証」と言う風潮もあった(ない)程で、今後の遊戯王に於いてはこれが顕著になっていくのではないでしょうか。


『導爆線』

『“ばく”どうせん』ではなく『どう“ばく”せん』です。
『爆導索』の影響から読み間違えてしまいそうになりますね。(経験談)

元祖の『爆導索』に比べ、格段に発動条件が緩和され、「エクストラモンスターゾーン」の導入も相まって除去としてある程度の計算が出来るレベルまで到達しているように感じます。
(「エクストラモンスターゾーン」の登場により、こちらが片方を埋めておくことで、相手の主要な攻め手を配置する場所をある程度絞る事ができるため)

単純にコスト不要の『サンダー・ブレイク』の様な効果です。

それでも、やはり相手の動向に左右されるカードであるため、万能カードとしての運用は期待しかねます。
時折環境デッキにも投入されてきた『サンダー・ブレイク』。
私個人としては『サンダー・ブレイク』は好みのカードでして、まだまだ役割が残っていそうで一安心です。(笑)

…話を戻します。
「セットされたこのカードを発動できる」
と言う珍しい条件を有しているカードです。
このため、『ジャンク・コレクター』『バブルイリュージョン』等のセットを介さず罠を発動するカードとの相性は悪く、単体での運用が主となります。
勿論、単体で機能する汎用の部類に属していますからこの点はさほど問題ではないですね。

今後の新規カードとの兼ね合いまで含めると、その限りではありませんから…「現状は」と言う事で。







『直通断線』


続いて『直通断線』。
こちらは「カウンター罠」で、発動条件等は『導爆線』と同じ。
しかし、同列限定とはいえ「モンスター効果」「魔法」「罠」全てに対応し、尚且つライフコストも必要ないとくれば、警戒に足るスペックではあります。




この様に、列を参照する罠カードの増加に伴い、カードの配置に関するプレイに多大な影響を与える事が予想されます。
実際に使われるかを別にしても、ケア可能なものを直撃されたらたまったものではありませんからね。
こういった緻密なプレイを積み重ねるゲームは嫌いではありません。
今後もこういったゲーム展開を強く希望します!


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